ニコンは8月30日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S51」、同モデルに無線LAN機能を搭載した「COOLPIX S51c」を9月14日より順次販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格はCOOLPIX S51が3万円前後、COOLPIX S51cが3万5000円前後。
同社が2月に発表した「COOLPIX S50/S50c」の後継にあたるモデル。「Wave Surface Design」(ウェーブ サーフェス デザイン)と同社が呼ぶ滑らかな曲線のボディや光学3倍(35ミリ換算38〜114ミリ)の「ズームニッコール」レンズはそのまま踏襲し、撮像素子の画素数を有効710万画素から、有効810万画素に向上させている。
シャッタースピード約3段分の手ブレ軽減効果があるレンズシフト方式手ブレ補正(VR)機構も搭載しており、ISO 1600までの高感度撮影にも対応する。背面の3インチ液晶モニターには反射防止コートが施されているほか、上下視野角もそれぞれ160度が確保されており視認性を向上させている。記録メディアはSDメモリーカードで、本体には約13Mバイトのメモリも内蔵している。
COOLPIX S51cは内蔵する802.11g/bの無線LAN機能を利用して、自宅のみならず飲食店などの公衆無線LANへ接続、撮影した画像を同社の提供するオンラインフォトストレージサービス「my Picturetown」(関連記事)へアップロードできる。COOLPIX S50cに比較すると、無線LAN送信時のステップ数が少なくなり気軽に送信できるようになったほか、撮影した画像を「送信予約」状態にしておき、無線LANのエリア内に入った際に送信できるようになるなど、利便性が大きく向上している。
COOLPIX S50のサイズは92.5(幅)×59(高さ)×21(厚さ)ミリ、約125グラム。COOLPIX S50cのサイズは97.5(幅)×59(高さ)×21(厚さ)ミリ、約125グラム。COOLPIX S50はグロスシルバー/ワインレッド/ビビッドピンク、COOLPIX S50cにはグロスシルバーのカラーバリエーションを用意する。
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