ニコンは8月30日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」の新製品として、「COOLPIX S510」「COOLPIX S700」を9月21日より順次販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格はCOOLPIX S510が3万5000円前後、COOLPIX S700が4万5000円前後。
COOLPIX S510は“プレミアムコンパクト”デジカメ「COOLPIX S500」の後継に当たるモデル。ステンレス素材の質感をいかした凝縮感の高いボディは、光学式手ブレ補正搭載のコンパクトデジカメとしては世界最小という88(幅)×51(高さ)×22(厚さ)ミリのサイズを実現している。
動作の軽快さも特徴で、起動時間は約0.7秒、レリーズタイムラグは約0.005秒。さらにシャッターを半押ししてからピントがあうまでの時間はCOOLPIX S500の約半分に高速化されている。
撮像素子は有効画素数810万画素の1/2.5型原色CCD。35ミリ判換算で35〜105ミリ相当の光学3倍ズームレンズと、シャッタースピード約3段分の補正効果があるレンズシフト式手ブレ補正機構(VR)を備える。記録メディアはSDメモリーカードで、約52Mバイトのメモリも内蔵する。
COOLPIX S700は同社コンパクトデジカメとしては初めて1210万画素CCDを搭載。ボディサイズはS510とほぼ変わらない約89(幅)×54(高さ)×23(厚さ)ミリに収まっており、同クラスのCCDと光学式手ブレ補正機能を搭載したコンパクトデジカメでは「世界最小」となっている。
35ミリ判換算で37〜111ミリ相当の光学3倍ズームレンズを備え、イメージセンサーシフト方式手ブレ補正機構(VR)も搭載。ISO3200までの高感度撮影も行える(オート撮影では最高1000まで)。記録メディアはSDメモリーカードで、S510と同じく約52Mバイトのメモリも内蔵する。
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