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パーツ交換で「音をカスタマイズ」できるイヤフォン、東北パイオニアから

» 2007年10月05日 10時18分 公開
[ITmedia]

 東北パイオニアは10月5日、バランスド・アーマチュア方式のユニットを搭載したカナル型イヤフォン「SE-CLX9」「SE-CLX7」を11月下旬より販売開始すると発表した。価格はSE-CLX9が2万2000円、SE-CLX7が1万2500円。

photophoto 「SE-CLX9」(左)、「SE-CLX7」(右)

 いずれもバランスド・アーマチュア方式のユニットを搭載、ダイナミック型では再現しにくかった繊細な再生音を特徴とする。また、耳穴に触れる部分をチップ/ホルダーに分割し、それぞれに4種類を用意して自由に組み合わせられる「3次元形状フィッティング構造」を採用することで、高い遮音性と装着時の安定性を実現した。

 上位モデルのSE-CLX9は「業界初」というノズル交換による音質のカスタマイズも行える。ノズルはHigh Tune1/High Tune2/Standard/Bass Tune1/Bass Tune2の5種類が付属しており、ユーザーの好みやソースにあわせて交換できる。

photo SE-CLX9はノズル/イヤーチップ/イヤーホルダーを交換することで音質と装着感をカスタマイズできる
photo ノズル交換での音質変化(概念図)

 キャップ部分にSE-CLX9はアルミ素材、SE-CLX7は光沢メタリック樹脂を採用。いずれもケーブルはOFCリッツ線(80センチ)で、最大入力は100ミリワット。再生周波数帯域は20〜20000Hz。SE-CLX9のパッケージには、キャリングポーチのほかクリーニングブラシとアルミ製収納ケースが付属する(SE-CLX7はキャリングポーチのみ)。

photo SE-CLX9のパッケージ

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