1位 「次世代サラウンド」――BDとHD DVDの違いに注意
4位 お風呂水没でも慌てないぜ――防水ワンセグTV「LVT-WD40」
5位 ソニー「VW200」で観る「キング・コング」のナオミ・ワッツ
6位 次世代DVDレコーダーは8万円台へ、薄型テレビは停滞感――07年末商戦
8位 ライカの写りをライブビューで味わう――松下電器産業「LUMIX DMC-L10」
10位 「Xacti」から「Xactiケータイ」は生まれる?
うまい棒やガリガリ君、たこ焼きなどの文字が並んだ前回のランキング(→LifeStyle Weekly Access Top10:「うまい棒」は奥が深い)からガラリと様子が変わり、先週のランキングはごらんの通り。
Blu-ray DiscとHD DVD、いずれのソフトも映像の美しさに注目されがちだが、実はサラウンド環境も大きく進歩している。DVDはサラウンド=5.1chを指していたがBD/HD DVDの場合はチャンネル数が増え、チャンネルあたりのビットレートも向上している。
このあたりの詳細はランキング1位の記事デジモノ家電を読み解くキーワード:「次世代サラウンド」――BDとHD DVDの違いに注意を参照していただきたいが、そうした新フォーマットを楽しむには対応するプレーヤーやAVアンプ、スピーカーといった機器も欠かせない。
こうした機器類である意味最も導入のハードルが高いのは、スピーカーではないだろうか。コンパクトなスピーカーを選んでも、5.1chサラウンドを構築するための5個(+1)を設置するだけでかなりのスペースを消費してしまう。ホームシアタースペースを確保できるならば問題ないかもしれないが、リビングがシアタースペースを兼ねる場合、かなり頭を悩ませることになる。
設置する場所を確保できない場合、「ATH-DWL5000」(オーディオテクニカ)のようなサラウンドヘッドフォンを利用する手もあるが、検討してみたいのがフロントサラウンドユニットの導入。「Spherical Surround System」(niro1.com)や「YSP-500」(ヤマハ)、「SAGE」(ダイマジック)など薄型テレビとのマッチングを考慮した、興味深い製品が数多く登場している。
サラウンドの理想はやはりチャンネル数と同じだけのスピーカーを実際に設置することだが、そうはいかないケースも多いはず。対応サラウンドフォーマットの追加などの拡張性には乏しいという難点もあるが、手軽にサウンドの迫力を向上させられるのは大きなメリット。テレビ内蔵のスピーカーでは物足りないというひとは、まずこうした製品を検討してみてはどうだろうか。
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