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「うまい棒」は奥が深いLifeStyle Weekly Access Top10

» 2007年12月03日 19時45分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 先週のランキングはご覧の通り。「Rolly」や最新デジタルカメラレビューをおさえて「うまい棒入浴剤」がトップになった。ほかにも「たこ焼き」だの「ガリガリ君」だの、食べ物に関するフレーズが並び、バラエティに富んだランキングになった。

 さて、バラエティ豊かといえば「うまい棒」。1本10円という低価格ながら、多彩なフレーバーを用意しており、100円もあればちょっとした大人買いの気分で色々な味を楽しめる。現在のラインアップは「メンタイ」「ポタージュ」「チーズ」「エビマヨネーズ」など15種類だ。変わったところでは「なっとう」味もある。もちろん地域限定商品ではなく、スタンダードモデル(のハズ)だ。

 ちなみにYahoo!が実施した番付調査「うまい棒で一番好きな味は?」によると、一番人気は「めんたい」で、2位が「ポタージュ」、3位は僅差で「チーズ」だった(12月3日19時現在)。「なっとう」は、残念ながら「その他」に含まれてしまっている。

 食べたことのない方のために「なっとう」味を解説しておこう。歯ごたえはコーンスナックのそれだが、フレーバーは確かに「なっとう」で、表面はカラシの風味がきいている。そして飲み込もうとすると喉の奥に感じるかすかな“粘り”……。初めて食べる人はこれに驚かされる。関西出身の同僚は嫌な顔をするが、個人的には好きな味だ。個人的ランキングでは「ポタージュ」「チーズ」に続く3位に挙げてもいい。

 しかし、過去にはさらに味が想像しにくい「うまい棒」があった。やおきんのWebサイトによると、1980年代のラインアップには「カニシューマイ」や「マリンビーフ」「ギョTHE」「ロブスター」などがあったという(参考文献:うまい棒年表)。残念ながら食べたことがないのだが、うまい棒はときどき過去のフレーバーも復刻される(現在のなっとうもその1つ)。ロブスターやギョTHEの復活に期待したい。

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