小型ボディの魅力を堪能できるオリンパス「E-420」「E-520」
中級機を越える魅力を備えたエントリー機、キヤノン「EOS Kiss X2」「EOS Kiss F」
値ごろ感か快適AFライブビューか、魅力それぞれなソニー「α200」「α350」
独自機能が魅力を高める1台――ニコン「D60」、ペンタックス「K200D」、パナソニック「LUMIX DMC-L10」
これまで記事で取り上げたのは、昨年後半から今年前半にかけて発売された、レンズキットで実売10万円前後のデジタル一眼レフだ。製品は次の9台。オリンパス「E-420」と「E-520」、キヤノン「EOS Kiss X2」と「EOS Kiss F」、ソニー「α200」と「α350」、ニコン「D60」、ペンタックス「K200D」、パナソニック「LUMIX DMC-L10」。
このうち、撮影日に製品版の到着が間に合わなかった「EOS Kiss F」をのぞき、8製品をほぼ同一条件で撮り比べてみた。撮影シーンは、晴天屋外の風景と、蛍光灯照明下の室内の人物の2つ。レンズはキットに付属する標準ズームを使用した。
どの製品も、設定によって発色や画質の傾向を変更できるが、ここでは「スタンダード」や「ナチュラル」などの標準的と思われるモードを選択し、階調やダイナミックレンジを拡大する機能はオフにした。また、発色や階調などの違いを見るために、すべてマニュアル露出モードを選び、絞り値とシャッター速度を固定している。記録ファイル形式はJPEGの最高画質を選択した。
たったこれだけの条件で画質のすべては判断できないし、別の撮影モードや画質モードを選んだり、設定を変えれば当然ながら画質は違ってくる。これらのテストはある条件下での一例であることをお断りしておく。
屋外撮影時のセッティングは以下の通り。
室内撮影時のセッティングは以下の通り。
・撮影モード:マニュアル露出、絞り:F5.6、シャッター速度:1/30秒、感度:ISO800、ホワイトバランス:オート、高感度ノイズリダクション:オン
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