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HDオーディオ対応、インストーラ向けのAVアンプ“Integra”新製品

» 2008年08月08日 19時02分 公開
[ITmedia]

 オンキヨーは8月8日、カスタムインストール向けAVアンプ“Integra”の新製品「DTX-9.9」「DTX-8.9」を9月上旬より販売開始すると発表した。価格はDTX-9.9が36万7500円、DTX-8.9が26万2500円。

photophoto “Integra”「DTX-9.9」(写真=左)、「DTX-8.9」(写真=右)

 Dolby TrueHDとDTS-HD MasterAudioのロスレスフォーマットに加え、SACDのDSDビットストリームにも対応するAVアンプ。HDMIはVer1.3aを入力4系統/出力2系統を備えており、1080/24pにも対応する。HDMI-CECによる機器制御も可能で、東芝「REGZA」と組み合わせた際には独自コントロールコマンドによる入力拡張切り替えの操作も行える。

 Zone2 Video/AudioならびにZone3 Audioに対応しており、Zone2 Videoについてはコンポーネント出力が行えるためHD映像を別室へ配信できるようになっている。コントロール端子はRS232とEtherのほか、IR端子、12Vトリガー端子、同社製品間との連動を行うRI端子が用意されている。

 「THX Ultra2 Plus」に準拠しており家庭内でも製作者の意図するサラウンドを再生できるほか、パルス性のノイズを除去する「VLSC」や聴感を重視するため独自技術「WRAT」なども備える。DTX-9.9はPC/サーバとネットワーク接続することで、保存されている音楽をネットワーク経由で再生でき、マイクロソフトの「Certified for Windows Vista」認証も取得している。

 シリコンオプティクスの「HQV Reon-VX」によるアップスケーリングにも対応。コンポジットやSビデオ、コンポーネントから入力された映像を、最高で1080pまでのアップスケール可能だ。ISF社の認可した画質調整機能「ISFモード」も備えており、ソースに応じた画質が楽しめる。

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