キヤノンは1月15日、デジタルビデオカメラ“iVIS”の新製品「iVIS FS21」を1月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は7万円前後円。
同時発表されたハイビジョン撮影モデル「iVIS HF20」「iVIS HF S10」と同じく、内蔵メモリとSDメモリーカードを記録メディアとする“ダブルメモリー”で、1/6型 107万画素CCDの撮像素子を搭載するSD画質モデルとなる。
内蔵メモリは既存SDモデル「FS10」の8Gバイトから16Gバイトからに増量され、内蔵メモリのみで10時間25分、32GバイトのSDメモリーカードを組み合わせれば合計で31時間15分の記録が行える。動画圧縮方式はMPEG-2で、撮影モードはXP(平均ビットレート 約9Mbps)/SP(平均ビットレート 約6Mbps)/LPモード(平均ビットレート 約3Mbps)の3種類を用意する。
FS10とレンズ径は同一ながらレンズ周りの機構設計を改めるとともに、液晶モニターを薄型化することでFS10容積比で92%を実現した。サイズは55(幅)×59(高さ)×121(奥行き)ミリ、約225グラム。レンズの焦点距離は2.6〜96.2ミリ
小型化を進めながらも電源ボタン位置の変更や、フィンガーレストの新設で使い勝手も高めている。また、10分の充電で約30分、20分の充電で約60分の利用が可能なクイックチャージ機能も備える。
モードダイヤルを設定しておけば、「START」で動画、「PHOTO」で静止画の撮影が行えるワンアクション動画/静止画撮影切り替え機能「デュアルショット」、バッファに3秒前からの映像を常に録画することで撮影チャンスを逃さない「プリREC」など、ハイビジョンモデルと同等の利便性を高める機能も用意されている。
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