キヤノンブースでは、昨年末に販売が開始された、フルHD動画撮影可能なデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」を用いた動画撮影ブースなども来場者の関心を集めていたが、米キヤノンが1月5日に発表(プレスリリース)したビデオカメラ“VIXIA”の新製品も多数展示されていた。
ハイビジョン対応機種は「HF S10」「HF S100」「HF20」「HF200」「HV40」の5モデル、SDモデルは「FS22」「FS21」「FS200」「ZR960」「DC420」「DC410」の6モデルだ。
HF S10は32Gバイトのメモリを内蔵するほか、SDカードスロットも備えたデュアルメモリータイプで、内蔵メモリへ12時間のハイビジョン撮影が行える。撮像素子は1/2.6型 859万画素CMOSセンサーで、レンズは光学10倍ズームレンズ。画像処理エンジンは「DiGiC DV III」が搭載されている。既存国内モデル「HF11」と同様に、AVCHDの規格上限である24Mbpsでの高ビットレート撮影も行える。HF S100は内蔵メモリ非搭載であるほか、仕様はHF S10と同一となっている。
HF20はHF S10と同様の32Gバイト内蔵メモリ&SDカードスロットのデュアルメモリータイプだが、撮像素子の画素数は389万画素となっている。レンズは光学15倍ズームレンズで、画像処理エンジンは「DiGiC DV III」となっている。こちらも24Mbsp録画が行える。HF200はHF20と同一仕様の内蔵メモリなしモデルだ。
HV40は国内でも販売されている既存モデル「HV30」とほぼ同一仕様のHDVモデル。撮像素子は296万画素CMOSセンサーで、画像処理エンジンは「DiGiC DV II」、光学10倍ズームと主な仕様は変更されていないが、キーカスタマイズが可能になるほか、プログレッシブ24pモード(「native 24p Mode」)が用意されている。
SDモデルの「FS21」は16Gバイトのメモリを内蔵するほか、SDカードスロットを備えるデュアルメモリータイプ。48倍ズームレンズに107万画素CCD、DiGiC DV IIを組み合わせる。「FS22」は内蔵メモリ容量が32Gバイトになっているほかの仕様はFS21と同一。FS200は内蔵メモリなしのSDメモリーカードモデルで、シルバー/ブラック/レッドと3色のカラーバリエーションが用意される。ZR960はminiDV、DC420/410は8センチDVDをメディアに採用する。
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