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オリンパス、8Gメモリ搭載 高音質化したリニアPCMレコーダー「LS-11」

» 2009年08月19日 11時46分 公開
[ITmedia]
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 オリンパスイメージングは8月19日、リニアPCMレコーダー「Linear PCM Recorder LS-11」を9月11日より販売開始すると発表した。価格はオープン。

 同社初のリニアPCMレコーダー「LS-10」と同様の内蔵ステレオマイクと低ノイズ/低歪率のアンプはそのままに、低音域の周波数特性を改善することで60Hz〜20kHzという広帯域かつ高音質な録音を可能にした。

 内蔵メモリはLS-10の2Gバイトから8Gバイトへ増加しており、これにより44.1kHz/16bitのリニアPCMも最長約12時間45分の録音が行える。SDメモリーカードスロットも備えており、内蔵メモリに記録されたデータをSDメモリーカードへのコピー/移動が可能だ。リニアPCMで録音したファイルについては、本体内で分割や部分消去といった簡易編集が行える。

 内部回路の見直しにより電池駆動時間も延長された。ニッケル水素充電池使用時にLS-10は約16時間の録音が行えたが、新製品では約40%アップの約22.5時間録音できる(リニアPCM 44.1kHz/16bit録音時)。

 録音形式はリニアPCM(拡張子はWAV)のほか、MP3とWMAが選択可能。USBオーディオクラスに対応しており、PC接続にはUSBマイクとしても利用できる。そのほか、音声に反応して自動的に録音を開始する音声同記録音機能や内蔵マイクの指向性を切り替える「DVM」技術など備える。

 本体上部に搭載するアルミ削りだし筐体を採用するマイクはLS-10と同じく90度外側に向けて配置されており、自然で広がりのあるステレオ感と中抜けのない録音を可能としている。アプリケーションとして「Olympus Sonority Plus for Editors : MUSIC」が添付されており、マルチトラック編集やエフェクト付加、CD作成などが行える。サイズは131.5(高さ)×48(幅)×22.4(奥行き)ミリ、165グラム(電池含む)。

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