ヤマハは9月10日、シアターラックシステム“POLYPHONY”(ポリフォニー)の新製品として、ホワイトモデルの「YRS-1000W」および65V型までの薄型テレビに対応した大型タイプ「YRS-2000」を発表した。価格はどちらもオープンプライスで、10月1日から順次発売する。店頭ではYRS-1000Wが10万円前後、YRS-2000は13万円前後になる見込みだ。
YRS-1000Wは、現行機「YRS-1000」をホワイトとシルバーの配色でまとめたカラーバリエーション。ソニーやシャープ、日立製作所など、白い薄型テレビを発売するメーカーが増えていることに対応してラインアップに加えられた。
機能やサイズはYRS-1000と同等。ビーム状に放出した音を壁に反射させるデジタル・サウンド・プロジェクター(YSP)の技術により、フロントに設置するだけで“リアル5.1チャンネル”を実現する。外観からは分からないが、専用設計の“インビジブル(不可視)・サブウーファー”も内蔵している。天板には厚さ5ミリの強化ガラスを使用した。
一方の「YRS-2000」は、天板の幅を1600ミリまで拡大することで65V型までの薄型テレビに対応する。内蔵のアンプやスピーカーユニットはYRS-1000シリーズと共通ながら、幅が広がったことによってキャビネット容量の増大や、ウーファーの配置変更が可能になり、YRS-1000よりも音のリアリティーが上がっているという。
両モデルともHDMI入力は2系統、HDMI出力は1系統で、そのほかに光デジタル音声入力×2や同軸デジタル音声入力×1などを備えている。HDMI CECを利用したテレビとの連携動作も可能だ。
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