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パナソニック、地デジに特化したDVDレコーダーなど2製品を発表

» 2009年09月28日 15時06分 公開
[ITmedia]
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 パナソニックは9月28日、HDD搭載DVDレコーダー「ハイビジョンディーガ」の新製品2機種を発表した。3波対応デジタルチューナーを搭載した「DMR-XP200」、および地上デジタルチューナーのみの「DMR-XE100」`をラインアップ。価格はオープンプライスで、店頭ではDMR-XP200が7万円前後、DMR-XE100は5万円前後になる見込み。どちらも10月15日に発売する予定だ。

photophoto 「DMR-XP200」(左)とDMR-XE100(右)。下位モデルのDMR-XE100は、地デジチューナーのみを搭載した割り切った仕様

 内蔵HDDの容量は、DMR-XP200が500Gバイト、DMR-XE100は320Gバイト。MPEG-4 AVC・H.264エンコーダー「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載し、DVDメディアにハイビジョン解像度のままデジタル放送をダビングできる。

 ハイビジョン録画モードは、放送波をそのまま記録するDRモードのほか、MPEG-4 AVCによる12.9Mbpsの「HGモード」、8.6Mbpsの「HXモード」、5.7Mbpsの「HEモード」、4.3Mbpsの「HLモード」という4モード。HLモード使用時には、500GバイトのHDDに最長252時間、DVDメディアに約2時間10分のフルハイビジョン録画が可能だ。

 また上位機となるDMR-XP200には、録画番組をSDカードに書き出して携帯電話などで楽しめる「ワンセグ持ち出し」を搭載。放送録画時にワンセグ放送を同時記録しておき、SDカードに転送して外出先でも楽しめるというもので、転送時間は1時間番組の場合で最短約40秒となる。

 またDMR-XP200のみ、SDカードスロットを介してハイビジョンムービーやデジタルカメラで撮影したハイビジョン映像(AVCHD、AVCHD Lite)の再生や保存にも対応。HDDに保存した映像は、不要なシーンを削除してからBD/DVDメディアに保存することも可能だ。

 映像出力は、1080i対応のHDMI端子1系統のほか、D4、S映像(DMR-XP200のみ)、コンポジットを装備。音声出力はDMR-XP200が光デジタルとアナログ音声、一方のDMR-XE100には同軸デジタルとアナログ音声端子という構成。

 ボディーサイズはコンパクト。どちらも横幅が430ミリ、高さは59ミリで、奥行きはDMR-XP200が244ミリ、DMR-XE100は242ミリとなっている。

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