タカラトミーアーツは10月8日、逆さ言葉専用ICレコーダー「逆さマスタージャパン」を発表した。価格は1344円で、10月30日に発売する。
多くの人が子どものころに体験した“テープレコーダーの逆再生遊び”を再現するICレコーダー。一般的に“逆さ言葉”と言われる「八百屋(やおや)」を録音・逆再生しても「やおや」にならず、「あよあい」と聞こえることに着目。録音して逆再生した言葉を“本物の逆さ言葉”と定義し、マスターすることを目指す。
「日本語は母音と子音に分かれているため、実はローマ字を逆さ読みした発音で再生されます。つまり文字を見ただけでは分からない上、実際に聞いてみると不思議な響きを持った言葉になることが多い」(同社)。
本体は、漫画の「ふきだし」をイメージしたスタイルに「びっくりマーク」をあしらった怪しいデザイン。操作ボタンは「録音」「再生」「逆再生」の3つのみで、録音時間は最大6秒というシンプルな構成になっている。本体サイズは76(幅)×62(高さ)×31(奥行き)ミリ。電源には単四形乾電池2本を使用する。
学習方法は簡単。まず好きな言葉を録音し、逆再生するとヒアリングが可能になる。ヒアリングで逆さ言葉を覚えたら、今度は録音しながら発声する。それを再び逆再生し、もとの言葉に聞こえたら成功だ。ちなみに録音中は、本体のびっくりマークが点灯し、逆再生中は点滅する。
遊び方はさまざま。「オリジナルの逆さ言葉を見つけ出し、ヒミツの“暗号”として仲間同士で使う、逆さ言葉をクイズにして“何を言っているのか”をあてる、あるいは面白い逆さ言葉を見つけたりと言葉の数だけコミュニケーションが広がります」(タカラトミーアーツ)。
対象年齢は6歳以上。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR