ガムにメッセージを刻印できるおもちゃ、戦国武将になりきれる自分のフィギュア、ペアふんどし――東京ビッグサイトで2月2日スタートした「第69回インターナショナル ギフト・ショー春2010」(5日まで)は面白グッズが満載だ。
タカラトミーは、板ガムにメッセージを刻印してプレゼントできるおもちゃ「ガムレター」を展示していた。ガムケースにもなる縦長のデザインで、ケース上部にガムを通すためのすき間と、送るためのつまみが付いている。
版画のような仕組みで、「おつかれさま」「こんや☆どう?」といった文字がデザインされた凸面のプレートがついたケースにガムを入れ、すき間を通せばメッセージが刻印される。サイズは50(幅)×120(高さ)×38(奥行き)ミリ。メッセージプレート3枚入りで、価格は945円。6月に発売する予定。
戦国武将に扮した自分のフィギュアを作ってくれるのは、キャラクター玩具の企画・製造などを行うサンステラ(東京都豊島区)だ。
正面、左右、後ろから撮影した写真を申し込み用紙とともに送ると、自分の顔を再現した鎧姿のフィギュアを制作してくれる。
ブースでは織田信長、上杉謙信、武田信玄の3種類のフィギュアを試作品として展示。フィギュアの高さは13〜16センチ。出展した3種類と同じボディなら1万4280円で作成。ボディをほかの武将にしたり、衣装を変えることも可能で、その場合は2万3800円から。ボディをカスタマイズする場合には、45〜50日程度の時間がかかるという。
和柄を生かした洋服・小物製造の京でん(京都市)は、手書きの京友禅を施した男女ペアのふんどしを展示していた。唐獅子と牡丹(ぼたん)や夫婦ゴイをデザインし、2枚を並べると絵柄がつながる。価格はセットで9450円。
日本の文化や伝統をアンダーウェアを通して伝えたいと商品企画をスタート。「トランクスやボクサーパンツは日本独自の下着ではない」と京友禅や天然染めを採用したふんどしを制作した。
ふんどしの脇ひもをゴム製にするなど使いやすさも考慮。「昔のいいものを現代風にアレンジしてユーザーに提案していきたい」としている。
特別企画として、ディズニー関連グッズを展示する「JAPAN DCP EXPO 2010」も実施。契約ライセンシー120社が参加した。
タカラトミーが今年6月に発売する人形「アルティメット バズライトイヤー」は、リモコンで操作すれば2足歩行が可能。リモコンでの操作のほか、音声コマンドに対応、「バズ・ライトイヤー」「スペースレンジャー」といった特定の単語で声をかけると操作できる。
全高41センチと迫力のあるサイズ。価格は3万9900円で、「コアな大人のトイ・ストーリーファン」がターゲットだという。
ASUSTekが昨年発売したディズニー柄の「Disney Netbook」や、ティム・バートンが監督を務めた映画「アリス・イン・ワンダーランド」(今年4月に日本公開)のグッズなども展示していた。
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