ペンタックスは2月25日、コンパクトデジタルカメラ「PENTAX X90」を3月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円台前半。
デジタル一眼レフライクなボディに高倍率ズームレンズを搭載し、コンパクトデジカメと一眼レフの守備範囲をクロスオーバーするという意味を込めて「X」の文字を冠した「PENTAX X70」の後継モデル。
高倍率ズームレンズはX70の24倍(26〜624ミリ相当)から26倍(26〜676ミリ)までとさらに撮影領域を広めたほか、大容量バッテリーの採用によって撮影可能枚数は約255枚とX70(約170枚)から大幅に向上している。もちろん高倍率ズーム機に欠かせない手ブレ補正機構(CCDシフト式)も備えている。20万画素の電子ビューファインダーも引き続き搭載するが、新たに視度調整機能を備えることで、より快適な撮影が可能となった。
撮像素子は1/2.3型有効1270万画素CCDで、1280×720ピクセル(30fps)のハイビジョン動画撮影機能も用意されている。撮影モードには、シーン認識機能「オートピクチャー」を備えるほか、撮影者が風景/ポートレート/夜景などのシーンを指定することも可能だ。なお、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出などの撮影モードも選択できる。
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