ソニーは8月26日、年末商戦に向けた新商品として、Blu-ray Discレコーダー、Blu-ray Discプレーヤー、Blu-ray DiscドライブとHDDを内蔵した液晶テレビ“BRAVIA”の全10機種を発表した。いずれの製品も3DとBlu-ray Discに対応する。
Blu-ray Discレコーダーの6機種は、すべてBlu-ray Discの新規格であるBDXLの録画・再生に対応する。ユーザーからの要望が多かったマルチタスク性能も大幅に向上させた。
「パッと使える」機能として、起動時間を0.5秒にしたほか、「番組表一発予約」やスマートフォンから録画予約できるアプリ「Chant-Toru」を用意。さらに「オートグルーピング」「らくらくスタートメニュー」など、AV機器に不慣れなユーザーを意識した簡単機能を多く盛り込んだ。
型名 | チューナー数 | 内蔵HDD | 発売日 | 実売想定価格 |
---|---|---|---|---|
BDZ-AX2000 | 2 | 2Tバイト | 9月25日 | 27万円前後 |
BDZ-AX1000 | 2 | 1Tバイト | 10月22日 | 20万円前後 |
BDZ-AT900 | 2 | 1Tバイト | 15万円前後 | |
BDZ-AT700 | 2 | 500Gバイト | 11万円前後 | |
BDZ-AT500 | 2 | 320Gバイト | 9万5000円前後 | |
BDZ-AT300S | 1 | 500Gバイト | 9万円前後 | |
ハイビジョン液晶テレビ“BRAVIA”はBlu-ray DiscドライブとHDDを内蔵し、別売りの「3Dシンクロトランスミッター」と「3Dメガネ」を購入することで3D映像に対応する。3Dレディーモデルながら、他社同様に“オールインワン”テレビとなった。
上位モデルの「HX80R」シリーズは55V型/46V型/40V型の3機種が用意された。スロットインタイプのBlu-ray DiscドライブはBDXLに対応する。内蔵のHDDは500Gバイトで、最長約469時間のフルハイビジョン番組を録画できる。LEDバックライトの発光を部分制御する「ダイナミックエッジLED」を搭載した。
パーソナル向けの「EX30R」は32V型と26V型で、3D対応機能とLEDバックライトを除いて価格を抑えた。
型名 | 画面サイズ | 発売日 | 実売想定価格 |
---|---|---|---|
KDL-55HX80R | 55V型 | 12月5日 | 44万円前後 |
KDL-46HX80R | 46V型 | 36万円前後 | |
KDL-40HX80R | 40V型 | 30万円前後 | |
KDL-32EX30R | 32V型 | 11月30日 | 15万円前後 |
KDL-26EX30R | 26V型 | 14万5000円前後 | |
3Dコンテンツの再生に対応したBlu-ray Disc/DVDプレーヤー「BDP-S470」は、9月17日発売で、実売想定価格は3万5000円前後となる。高さ約36ミリと薄型デザインを採用し、手持ちのプレーヤーに重ねて配置することも想定した省スペース性能が特徴だ。ディスクのローディング時間を従来機比で50%短縮したほか、「プレシジョンシネマHDアップスケール」技術も搭載する。
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