ソニーは9月3日、オーバーイヤー型ヘッドフォンの新製品「MDR-Z1000」「MDR-ZX700/500」「MDR-ZX300/100」を10月10日より順次販売開始すると発表した。価格はMDR-Z1000が6万1950円、MDR-ZX700が1万2390円、MDR-ZX500が6195円、MDR-ZX300が3675円、MDR-ZZ100が2480円。
MDR-Z1000はスタジオでの利用までもを想定したモニターフォンの最上位製品として位置づけられる製品で、振動板に新開発の液晶ポリマーフィルムを採用した50ミリ径ドライバーユニットを搭載。可聴域を大幅に越える5〜80kHzという広域再生を可能としている。
長時間の作業をストレスなく行えるよう、低反発ウレタンを利用した耳への密着度が高いイヤーパッド「ノイズアイソレーションイヤーパッド」を備えるほか、マグネシウム製ハウジングとドライバユニットのすき間にはガスケットを挟み込んで音漏れを抑え、外部からの遮音性も同時に高めている。ケーブルはハウジング部分から着脱できる片出しタイプで、スタジオ作業に適した3メートルコードとデスクワークに適した1.2メートルコードが付属する。
MDR-ZX700/500は大型ドライバーユニット(ZX700は50ミリ、ZX500は40ミリ)を搭載した製品で、ZX700は強力なネオジウムマグネットを組み合わせることで「全帯域でスムーズなレスポンスを達成した」(同社)という。最上機種である「MDR-EX1000」と同様のノイズアイソレーションイヤーパッドも備えている(MDR-ZX500は低反発ウレタン)。
MDR-ZX300/100はいずれも30ミリ径ドライバーとスイベルによる折りたたみ機構を備え、より携帯性に優れたモデル。カラーバリエーションが豊富に用意されており、MDR-ZX300は5色、MDR-ZX100は6色を用意する。
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