JVC・ケンウッド・ホールディングスは5月26日、Bluetooth接続対応のポータブルオーディオプレーヤー“Media Keg”「MG-G608」を発表した。6月上旬に発売する予定で、価格はオープン。店頭では1万5000円前後となる見込みだ。
8Gバイトの内蔵メモリーとストレージ拡張用のmicro SD/SDHCスロット(最大16Gバイトまで対応)を備えたポータブルオーディオプレーヤー。Bluetoothもサポートしており、対応するスピーカーなどとワイヤレスで接続できる。プロファイルは、A2DPおよびAVRCP。
付属の専用ソフト「BeatJam」を使えば、オーディオファイルの転送や管理が可能。ドラック&ドロップ操作でのファイル転送に対応した。加えて、同専用ソフトを使えば歌詞情報もプレーヤーに転送して表示できるため、カラオケの練習にも利用できるという。
消費電力と音質の両方を重視した“Class-W 方式”のアンプを採用。内部で負電源を生成、ヘッドフォンアンプの電力段を±電源でドライブすることで変換効率を向上する。同時に従来機では必要だった“DCカットコンデンサー”を省略することで低域のひずみを改善、広域にわたって優れた周波数特性を実現したという。
MP3、WMA(DRM9)、AAC、WAV形式のオーディオファイルとJPEG、BMP形式の静止画ファイルに対応。内蔵バッテリーはUSBによる1.5時間の給電で、ヘッドフォン使用時が最大約19時間、Bluetooth使用時が最大約8時間再生できる。
サイズは46.5(幅)×98.5(高さ)×13.5(奥行き)ミリで、重量は55グラム。カナル型ヘッドフォン(S、M、Lサイズのイヤーチップ含む)、専用ソフト「BeatJam」のCD、USBケーブルなどが付属する。
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