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ビクター、「重低音&タフ」がコンセプトのヘッドフォン「XX」シリーズ4モデル米国から逆輸入

» 2011年06月22日 17時39分 公開
[ITmedia]

 ビクター・JVCは6月22日、米国でストリート系カルチャーを好むユーザー向けに販売しているステレオヘッドフォン「XX(XTREME XPLOSIVES)」シリーズを“逆輸入モデル”として、7月中旬より発売すると発表した。ヘッドフォンタイプの「HA-M5X」「HA-S4X」およびイヤフォンタイプの「HA-FX3X」「HA-FX1X」、計4モデルをラインアップ。いずれも価格はオープンプライスで、店頭ではHA-M5Xが6000円前後、HA-S4Xが4000円前後、HA-FX3Xが5000円前後、HA-FX1Xが3000円前後となる見込みだ。

 4モデルともに大口径のドライバーユニットと、重低音の再現性を高める「エクストリーム ディープ」バスポートを搭載。加えて、同バスポートを中心とした開口部に、外部からの衝撃をガードする“エラストマー”素材を採用したラバープロテクターを導入したことにより、同シリーズのコンセプト「重低音&タフ」を実現しているという。また、コード部は伝送特性に優れるOFCコードを使用し、カラーリングはレッドを採用した。

「HA-M5X」(左)「HA-S4X」(右)

 HA-M5Xは、50ミリ径のネオジウムドライバーユニットを搭載するヘッドフォン。ハウジング部は可動する耳覆いタイプとなっている。また、イヤーパッドには高い密閉感と快適な装着感を両立したという低反発イヤーパッドを採用した。出力音圧レベルは105dBで再生周波数は7〜2万3000Hz、インピーダンスは32オーム。コード長は1.2メートルで重量は約280グラム。

 一方のHA-S4Xは、40ミリ径のネオジウムドライバーユニットを搭載したヘッドフォンで、ハウジング部は手軽に装着できる耳のせタイプ。出力音圧レベルは102dBで再生周波数は7〜2万3000Hz、インピーダンスは32オーム。コード長は1.2メートルで重量は約170グラム。

 いずれも迷彩柄のソフトヘッドパッドを採用している。

「HA-FX3X」(左)「HA-FX1X」(右)

 HA-FX3Xは、“カーボン振動板”を採用した10ミリ径のネオジウムドライバーユニットを搭載したカナル型イヤフォン。外部からの衝撃を抑え、不要な振動を低減するメタルボディを採用した。出力音圧レベルは104dBで再生周波数は5〜2万5000Hz、インピーダンスは16オーム。コード長は1.2メートルで重量は約6.2グラム。

 もう一方のイヤフォンタイプとなるHA-FX1Xは、10ミリ径のネオジウムドライバーユニットを搭載したカナル型イヤフォン。出力音圧レベルは104dBで再生周波数は5〜2万3000Hz、インピーダンスは16オーム。コード長は1.2メートルで重量は約5.4グラム。

 イヤフォンタイプの2モデルにはS、M、L、3サイズのシリコンイヤーピースに加え、コードキーパー、キャリングケースが付属する。

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