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ヤマハ、Hi-Fiのエッセンスを取り込んだiPodコンポ「MCR-332」発売iPad 2も

» 2011年09月08日 18時49分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは9月8日、iPodドックを搭載したミニコンポ「MCR-332」を発表した。「Hi-Fiコンポーネントのエッセンスを凝縮した」(ヤマハ)というコンパクトなボディーとサウンドが特長。10月中旬に発売予定で、価格はオープンプライス。店頭では3万7000円前後になる見込みだ。

ヤマハのミニコンポ「MCR-332」。USBポートは上面にある

 2008年に発売した「MCR-330」の後継機。デジタル接続のiPodドックとUSBポートを備えており、iPhoneやiPodはもちろん、USBケーブルを使ってiPad2との接続にも対応する。いずれも楽曲再生と充電が可能だ。USBメモリーやUSB対応音楽プレーヤーを接続して保存している音楽ファイル再生もサポートする。

 アルミヘアライン加工のフロントパネルが特長の本体は、CDプレーヤー、ステレオアンプ、FM/AMチューナーを内蔵する。アンプの実用最大出力は20ワット+20ワット。CDプレーヤー部にウォルフソン製のD/Aコンバーターを採用し、回路設計もデジタル部とアナログ部を完全に分離してデジタルノイズの影響を最小限に抑えるなど、Hi-Fiオーディオの設計思想を色濃く受け継いだ。

 スピーカーは、2.5センチバランスドーム型ツイーターと新規開発による11センチコーン型ウーファーを採用した2Wayバスレフ構成。MCR-330よりも1センチ大きくなったウーファーで低音を強化したほか、独自のVCCSテクノロジーと3点支持の脚部で、音を濁らせるスピーカーの不要振動を抑制する。またエンクロージャーは奥行き方向で容量をまかなうスリムデザインとし、光沢のあるピアノブラック調で仕上げた。スピーカー端子はバナナプラグ対応のスクリュー式で、着脱可能なサランネットも付属する。「ギターのボディーラインを思わせる曲線形状のサランネットを採用するなど、楽器メーカーらしいたたずまいにこだわった」(同社)

 そのほか、スリープタイマーやディマー機能、トーン/バランスのコントロールなどを備えた。外形寸法は、本体部が180(幅)×118(高さ)×318.2(奥行き)ミリ。スピーカー部は123(幅)×200(高さ)×299(奥行き)ミリ。重量は本体部が2.95キログラム、スピーカーは2.3キログラム(1台)となっている。

 iPodの対応機種は、「iPod classic」「iPod nano」(第2世代、第3世代、第4世代、第5世代、第6世代)、「iPod touch」(第1世代、第2世代、第3世代、第4世代)。

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