パナソニック電工は、肌の色を美しく、モノの色を自然に見せるLED照明技術を開発した。店舗の演出などに適した「美光色」シリーズとして製品開発を進め、来春から順次発売する。
人の肌が持つ光学特性に着目し、「肌の色の好ましさ」を評価するパナソニック独自の指標「PS(Preference Index of Skin Color)」を応用。肌のくすみが目立つ原因になる波長を抑制し、PS値が高くなるように設計した。また色ムラを抑えるため、LEDチップと蛍光体の配合や発光部の形状を最適化。平均演色評価数(Ra)も95と高く設定することで(従来品は85)、人の肌はもちろん、展示品などモノの色も自然に見せることが可能になるという。
製品の提案先としては化粧品売場、アクセサリー売場、フィッティングルーム、パウダールームなど、鏡を見ながら製品を実際に手肌につけて試す店舗がメインになる見込みだ。
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