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WiseTech、管球の交換も可能なヘッドフォン/プリアンプ「PA-10」頭が出ています

» 2011年11月11日 21時34分 公開
[ITmedia]

 WiseTechは11月11日、真空管ヘッドフォン/プリアンプ「PA-10」とパワーアンプの「TA-10」を発表した。香港ITOKメディアの「Trends Audio」ブランド製品。デスクトップにも適したコンパクトオーディオシステムだ。同社オンラインストアの価格は、PA-10が2万4800円、TA-10は2万5800円となっている。

「PA-10」(左)と「TA-10」(右)。特殊メッキ加工済みのアルミシールドケースを採用。PA-10は、真空管用ソケットの下に青色LEDを備えている

 PA-10は、真空管とトランジスタを併用する“低電圧ハイブリッドプリアンプ”。温かみのある真空管サウンドを実現する出力ドライバーとして、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)を2つ搭載したという。また真空管は手軽に交換が可能。ジャンパーを切り替えることで、6DJ8/6922シリーズ、および12AU7シリーズ両方の真空管に対応できる。

 オーディオ入力は、RCA×2。通常のCD入力に加え、ハイゲイン仕様のPC/iPod入力を備えた。ライン出力も同じくRCAとなっている。ヘッドフォン出力は、各チャンネル3ワット(33オーム時)。本体サイズは、76(幅)×114(奥行き)×46(高さ)ミリ(突起部分除く)。重量は本体のみで380グラム。

 一方のTA-10は、「クラスABアンプに匹敵する原音の再現性と暖かなサウンド」と「クラスDアンプと同等なサイズと電源効率」を両立したというClassTデジタルアンプ。出力は4オーム時に15ワット+15ワット。8オームで10ワット+10ワット。入力は金メッキ仕様のRCAとなっている。

 本体サイズは、76(幅)×114(奥行き)×46(高さ)ミリ。重量は約400グラム。

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