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ハーマン、新開発ドライバー搭載のリファレンスヘッドフォン「AKG K550」発表

» 2011年12月01日 13時26分 公開
[ITmedia]
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 ハーマンインターナショナルは12月1日、AKGの密閉型オーバーイヤーヘッドフォン「K550」を発表した。新開発の50ミリドライバーを搭載した“リファレンスクラス”。12月上旬にオープンプライスで発売する。実売想定価格は2万9000円前後。

AKG「K550」

 新開発のドライバーには、超高域から低域までの情報量をスポイルしないよう、エリアによって厚みや重量を最適化したマイラー素材の振動板を採用。またスピードとレスポンスに優れた軽量アルミボイスコイルを採用するなどして、「大口径ならではの迫力と高いリニアリティーにより、躍動感のあるワイドレンジ再生を可能にした」(同社)。


 ハウジング内には、バスレフ・エンクロージャーの役割を持つポートを備えた“内部ハウジング”を装着。空気の流れを調節するポートで振動板の振幅時に発生する背圧を調整する「ベンチレーション・システム」と合わせ、振動板の振幅をスムーズにするという。周波数特性は12〜28kHz。感度は94dB/mW。インピーダンスは32オームとなっている。

バスレフ・エンクロージャーの役割を持つポートを備えた“内部ハウジング”を装着。ベンチレーション・システムと合わせ、振動板の振幅をスムーズにする

 ヘッドフォンの重量は305グラム(ケーブル含まず)。AKG独自の折りたたみ機構「2D-Axis」により、本体をコンパクトにして持ち運びが可能だ。ヘッドバンドは、ラチェット式調整システムを採用したアジャスター一体型。ハンガーには金属素材を使用して耐久性と高級感を演出した。付属のケーブル長は3メートル。OFC(無酸素銅)ケーブルと金メッキプラグにより、純度の高い伝送を可能にしたという。

「K550」は、10月に開催された「秋のヘッドフォン祭り」で参考展示されていた

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