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パナソニック、軽くなったワイヤレスヘッドフォン「RP-WF7」を発売しかも7.1ch相当

» 2012年02月24日 17時28分 公開
[ITmedia]
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 パナソニックは2月24日、デジタル無線方式を採用したワイヤレスサラウンドヘッドフォンシステム「RP-WF7」を発表した。3月6日にオープンプライスで発売する予定で、店頭では2万9800円になる見込み。あわせて増設用のヘッドフォン単品「RP-WF7H」(実売1万)もリリースした。

パナソニック「RP-WF7」

 「ドルビープロロジックIIx」を採用し、7.1chのバーチャルサラウンド再生を可能にしたワイヤレスヘッドフォン。大きな特長はヘッドフォン部の軽量化で、重量は付属の充電池を入れた状態で約227グラム。従来モデルにあたる「RP-WF6000」(2006年発売)から約40%、重量にして153グラムも軽くなった。

上下で柔らかさの異なるイヤーパッド。耳への負担を減らし、長時間視聴でも快適という

 また、ハウジングとイヤーパッドを楕円(だえん)形とし余裕を持たせたことで、耳たぶを押さえつけたりせずに、耳をすっぽりと覆うことができる。イヤーパッドの上側部分には軟質発泡ウレタン素材を採用し、メガネ着用者や3Dメガネ着用時にも耳やこめかみが痛くならないように配慮。映画など長時間視聴でも快適に使用できるという。

 ハウジングの下側にはトランスミッターを操作するリモコン操作部を搭載。入力切り替えやサラウンドモード(シネマ、ミュージック、ゲーム)の切り替え、「バスブースト」の設定などをすべて“耳元”で行える。付属の充電池では連続約15時間の使用が可能(充電時間は3時間)。また充電池の代わりに単四形アルカリ乾電池2本を使うこともでき、この場合の再生時間は約20時間となる。

 ドライバーユニットは、新開発の40ミリ径ダイナミック型。楕円形ハウジングの採用によって内部の容積が拡大され、ドライバーユニットを耳に対して前方に配置することが可能になった。これにより、「音像の定位が良くなり、臨場感あふれる音場を再現できる」(同社)。

 無線には2.4GHzデジタル方式を採用。最大約30メートルの伝送が可能。また前述の増設用ヘッドフォンを購入すれば、1台のトランスミッターで4台までの同時使用が可能になる。

 一方、別体のトランスミッターは、185(幅)×35.5(高さ)×113.5(奥行き)ミリの薄型設計で、AVラックのすき間など、置き場所を選ばない。背面には光デジタル入力のほか、アナログピンジャック入力、光デジタル出力(スルー)を装備。重量は約223グラム。

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