パナソニックは、東京急行電鉄「自由が丘」駅に有機EL照明器具29台およびLED照明器具1174台を導入、3月30日には点灯式が行われた。駅施設の一般照明として有機ELを導入したのは日本初。
環境省が推進する「チャレンジ25地域づくり事業」において、東急が提案した「スマートモデル自由が丘駅 あかりプロジェクト」に同社製品が採用されたため。駅全体で使用している電力量を約25%(照明のみで比較すると約40%)削減でき、年間約131トンのCO2を削減できる見通しだ。
導入された有機EL照明器具は、8種類合計29台。正面口改札窓口に19台と定期券売り場に10台を設置している。またホームや階段にはLED照明器具を設置。さらに計215台のセンサー(照度、人感)を導入して照明照明制御・調光する。例えば、コンコースでは時間帯によって色温度を変化させるなど、省エネと快適性を両立させたという。
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