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接着剤不要のカンタン組み立て、ライトアップも可能な「1/3000彩色済み情景モデル 東京スカイツリー」橘十徳の「自腹ですが何か?」(1/2 ページ)

» 2012年05月28日 15時19分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 いよいよ開業した東京スカイツリー。日替わりのライトアップに魅せられた方も多いと思うが、そんな人におすすめなのが、今回紹介する「1/3000彩色済み情景モデル 東京スカイツリー」(童友社)だ。

「1/3000彩色済み情景モデル 東京スカイツリー」(童友社)。スカイツリー本体のクリアパーツはブリスターパックに封入されている(c)TOKYO-SKYTREE

 スカイツリーのプラモデルは複数の会社からさまざまな製品がリリースされているが、この製品は彩色済みというのがうれしい。さらに接着剤も不要だから、食玩のミニプラを作るような感覚で気軽に組み立てられる。日々の仕事や雑事で忙しい身の上としては、こういう点は大きな魅力なのだ。

 しかもこのプラモデル、LEDが内蔵されていてライトアップも楽しめる。ご存じの通り、東京スカイツリーの照明はブルーの「粋風」とパープルの「雅風」の2種類があるが、このプラモデルも同じように2種類の光色を用意。購入する際にはどちらを選ぶかかなり迷ったが、以前、東京スカイツリーが映るプラネタリウム「ホームスターアクア 東京スカイツリー」を買ったときは「雅風」を選んだので、今回は「粋風」にしてみた。

 価格は標準価格が税込で2940円のところ、ヨドバシ・ドット・コムで税・送料込み2330円で売っていたのでここで購入した。ちなみに彩色されていないものも販売されており、こちらは2100円となっている。彩色されていないほうは実売価格がだいたい1500〜1600円で、これくらいの価格差なら個人的には彩色済みのほうがお得感が高い。もちろん塗装に凝りたい人や、実際の色とは違う色にアレンジしてみたい人などが、あえて彩色されていないモデルを選ぶというのもアリだ。

パーツは少なめでLEDライトは内蔵済み

 到着したパッケージを見ると、彩色済みのパーツの一部が外から見えている。周辺施設を模した土台がきれいに塗られていて、まるでジオラマみたいだ。自分で塗ったらここまできれいに塗り分けるのはちょっと無理なので、やはり彩色済みを選んでよかったとしみじみ思った。

パーツ点数は少なめ(左)。説明書はこんな感じ(中)。彩色済みのベース(右)

 パーツ点数は少なめで、ベース(土台)とスカイツリー本体の円筒形パーツが3つ、そしてランナーに付いたA・B・Cの3パーツ、ステッカーだけだ。なお、LEDライトはあらかじめベースに内蔵されており配線済みとなっている。電池は単三形乾電池をベースの裏側にセットする。スイッチはベースの横側にあり、スイッチを入れるとゆっくりと点滅する。

 塗料も接着剤も使わずにお手軽に作れるとはいっても、製作するにあたってはニッパーとカッターくらいは用意しておきたい。パーツをねじって手でランナーから取るような乱暴なことはしないで、まずニッパーで切り離してから残ったバリをカッターでていねいに取る。これくらいはプラモデル製作の基本として心がけたいものである。

ベース裏に電池を収納(左)。ベースの横にスイッチがある(右)

 また、作っているときに合わせがきつい場合などもあるので、このようなときにもカッターを使って余分なものを削ったり、形を整えたりすると組み立てやすくなる場合もある。接着剤を使わないからこそ、このような処理は丁寧に行ったほうがいいだろう。

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