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接着剤不要のカンタン組み立て、ライトアップも可能な「1/3000彩色済み情景モデル 東京スカイツリー」橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/2 ページ)

» 2012年05月28日 15時19分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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パーツがはまりづらい箇所に注意

 作り方は、まずベース部の組み立てから始める。彩色された土台にスカイツリーの足元にあるショッピングモール「東京ソラマチ」の建物などを組み立てる。パーツをパチッとはめていくだけの作業ではあるが、中にははまりづらい箇所もあり、パーツが壊れないように注意しながらはめ込んでいった。

商業施設「東京ソラマチ」の組み立て(左)。ベースに設置(中)。スカイツリー本体の支柱(右)

 東京ソラマチの組み立てが終わったら、次は少し背の高い「イーストタワー」を組み立てる。こちらは中に円筒形のパーツを補強に使っている。ちょっとかみ合わせが悪い部分があったが、色々と調整しながら作業を進めたところうまくできた。

 次はいよいよ東京スカイツリー本体の組み立てだ。細長い棒状のパーツを本体のクリアパーツに刺し、そこに展望台のパーツをはめていく。中間くらいの位置にある「展望デッキ」を組み立てたら、さらに本体パーツを刺して、その上に「天望回廊」のパーツを取り付ける。もうひとつ小さな円筒形パーツを取り付けて、最後に細長いパーツを一番上に付ければ完成。

クリアパーツに支柱を刺して展望デッキ部分を取り付ける(左)。スカイツリーが完成!(中)。ベースに差し込めばできあがり(右)

 完成した東京スカイツリーをベースに取り付けて、名称ステッカーを貼ればできあがりだ。完成までにかかった時間は1時間弱で、プラモデルの製作に慣れた人ならば簡単に作れるだろう。

ゆっくりと点滅するLEDライトが雰囲気たっぷり

 完成したらベースの裏にある電池ボックスに乾電池2本をセットして、本体サイドのスイッチを入れる。するとスカイツリーが点滅を始める。点滅間隔は長く雰囲気たっぷりだ。電気を消せば暗い中でのんびりとしたペースで点滅する風情ある姿を楽しめる。

スイッチを入れれば点灯する(c)TOKYO-SKYTREE

 手間なく簡単に作れて、その上ライトアップまで可能なこのプラモデル、東京スカイツリーのファンにはかなりおすすめだ。もちろん模型製作のスキルが高い人は、接着剤を使ってしっかりと組んだり、細部の塗装や汚し処理などを行って完成度を高めたりと、色々なアレンジができるだろう。

 個人的には少々値段が高くなってもいいので、「粋風」と「雅風」を別々に売るのではなく、1台で切り替えられるようになっていればもっと楽しめたと思う。このままでは「粋風」だけでは飽き足らず「雅風」まで買ってしまいそうでコワい・・・・・・。

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