パイオニアは7月25日、アップルのAirPlay対応などネットワーク機能を充実させたCDミニコンポ「X-HM81-S」を発表した。同社製ミニコンポのハイエンドに位置づけられる製品。8月上旬に発売予定で、価格はオープン。店頭では6万円前後になる見込みだ。
CDドライブやアンプを一体化したセンターユニットとブックシェルフ型の2Wayスピーカーをセットにしたミニコンポ。Wi-Fiを内蔵し、AirPlayでiPhoneやiPod、Mac/PC内のiTunesライブラリーを再生できるほか、DLNA 1.5準拠のネットワークオーディオ機能により、Android端末やDLNA対応のNAS、PCなどに保存した音楽コンテンツもネットワーク再生できる。また「vTuner」を使って世界中のインターネットラジオ局を楽しめる。同社が提供するリモコンアプリ「Pioneer ControlApp」を使えば、iOS/Android端末から基本操作を行える。
本体は前面にフルカラー対応の2.4インチ液晶ディスプレイを搭載しており、アルバムジャケットなどの表示が可能。底面を2重構造にしたレイヤードシャーシなどで筐体の剛性を高めた。外部入力は、背面のRCA端子と前面の3.5ミリステレオミニジャック。ほかにアクティブサブウーファーを接続するためのプリアウト端子やオプションのBluetoothアダプター(AS-BT200)を接続するための専用端子を備えた。
このほか、6種類のプリセットイコライザーや低域を強調するP.BASS機能、目覚まし時計代わりに使えるタイマー/スリープ機能などを搭載。内蔵アンプはパイオニア製AVアンプにも採用されている「Direct Power FET」を用いたもので、出力は最大50ワット+50ワット。付属のスピーカーは、2.5センチソフトドームツィーターと12センチコーン型の2Wayバスレフ型となっている。
外形寸法は、スピーカーが156(幅)×266(高さ)×258(奥行き)ミリで、重量は4キログラム(いずれも1本)。センターユニットは215(幅)×132(高さ)×353(奥行き)ミリ、重量は5.5キログラム。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR