ソニーは8月27日、自社開発のバランスド・アーマチュア(以下BA)ドライバーを搭載した密閉型のカナル型イヤフォン「XBAシリーズ」の新製品8機種を発表した。カラーリングはシルバーとゴールドの2色となり、価格はすべて“据え置き”。iPhone/iPod対応のリモコン付きモデル(型番末尾が“IP”)も同時にラインアップしている。
型番 | XBA-10 | XBA-10IP | XBA-20 | XBA-20IP | XBA-30 | XBA-30IP | XBA-40 | XBA-40IP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドライバー構成 | フルレンジ×1 | フルレンジ+ウーファー | フルレンジ+ウーファー+ツィーター | フルレンジ+ウーファー×2+ツィーター | ||||
重量 | 約3グラム | 約6グラム | 約7グラム | 約8グラム | ||||
カラーバリエーション | シルバー、ゴールド | |||||||
価格 | 7455円 | 8715円 | 1万8375円 | 1万9635円 | 2万4675円 | 2万5935円 | 3万975円 | 3万2235円 |
発売時期 | 10月10日 | |||||||
新たに独自開発のエアーダクト構造を採用。振動板から鼓膜までの広い音の通路を確保し、ダクト内の共振が取り除かれることで、周波数帯域が広がり、幅広い帯域で伸びのある音の再生が可能になったという。
性質の異なる素材で二重構造とした「ダブルレイヤードハウジング」は従来機から継承。ユニットを固定する内側には液晶ポリマー(XBA-10/10IP)やマグネシウム合金、外側には制振ABS材を使い、高い剛性と高い内部損失を実現している。
また、音声信号の伝送ロスを抑制するPCOCCコード(Pure Copper by Ohno Continuous Casting process:単結晶状高純度無酸素銅)を採用。コード表面に細かい溝を設け、接触面を小さくすることで摩擦を低減、絡みにくくする「セレーションコード」を採用している。コードはいずれも1.2メートルのY型。さらにイヤーピースでは、新たに「LL」サイズなどを加えた10種類が付属するようになった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR