今回紹介するのはiPadアプリ「SenseFrame」と、同アプリのiPhone/iPod touch版である「SenseFrame small version」。音に反応してさまざまな視覚エフェクトを楽しめるビジュアライザーだ。価格は無料で、iTunes App Storeからダウンロードできる。
スマートフォン用のビジュアライザーには多くのものがあるが、その中でも筆者がとくに気に入っているのがこの「SenseFrame」。インストールして初めてその映像を見たときはちょっと感動した。細いラインが幾重にも重なり合いながら音に合わせて踊るその映像を見ていると思わず引き込まれそうになる。WindowsのメディアプレーヤーやiTunesに収録されている視覚エフェクトに飽きた人にもおすすめしたい。
映像の色については、鮮やかな七色の変化が楽しめる「Rainbow」と、モノトーンの「Snow」、そして「Gradient(グラデーション)」の3種類で、このほかに3種類がランダムに入れ替わる「Random」が用意されている。
パターンについても、ラインの連なりやリボンのような映像、円が飛び回る映像、砂のようにドットが舞い上がる映像などがあり、これらをランダムに切り替える「Random」と、特定の視覚エフェクトに固定する「Fix」の2種類から選択できる。
時刻表示機能が搭載されている点も気に入っている。サイズは「Small」「Large」「Exlarge」の3種類から選択可能なほか、時刻を非表示にすることも可能だ。
ただしこのアプリについては1点だけ問題がある。iPad版では音楽を再生したまま「SenseFrame」も起動させることが可能で、再生される音楽に合わせて映像の動きを楽しめるのだが、iPhone版を筆者手持ちのiPhone 4Sにインストールしたところ、音楽再生中に同アプリを起動させると音楽が止まってしまう。
iTunesの紹介文では、iPodで音楽を再生しながら起動できるようになったと書いてあるが、どうもこの点でまだ不具合も残っているようだ。iPhone上では音楽プレーヤーを再生しながら使えないため、映像を楽しむには外部の音に反応させるしかないが、アップデートによる対処を期待したい。
いずれにしても、iPad版、iPhone/iPod touch版ともに無料でダウンロード可能なので、ぜひ一度試していただきたい。お気に入りの一曲を聴きながら美しい視覚エフェクトを眺めれば、疲れた心も癒されること間違いなしだ。
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