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ティアック、デュアルモノラル構成の高級ヘッドフォンアンプ「HA-501」ハイエンドヘッドフォンユーザーにも

» 2012年09月19日 20時43分 公開
[ITmedia]
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 ティアックは9月19日、フルアナログ・デュアルモノラル構成の高級ヘッドフォンアンプ「HA-501」を発表した。ブラックとシルバーの2色をラインアップしており、いずれも10月上旬に発売する予定だ。価格は11万5300円。

「HA-501」のブラック

 5月の「ヘッドフォン祭」で参考展示し、“ティアックブランドの新たなスタンダード”と位置づける「Reference 501シリーズ」の第1弾。A4サイズの筐体とメタルパネルを多用したスタイリッシュなデザインが特長。今回のHA-501も天板およびサイドパネルにはアルミ材を使用している。「Reference 501シリーズは、現代のオーディオを新たに提案するために生まれた、全く新しいデザイン、全く新しいサイズ。インテリアとして居住空間を演出する」(同社)。

 電源部には磁束漏れを防ぎ、安定した電源を供給するトロイダルコアトランスを採用。アンプ部は、A級動作のディスクリート構造とし、さらに左右チャンネルの干渉を防ぐデュアルモノラル構成とした。出力は1400ミリワット/ch(32オーム負荷時)。ハイエンドヘッドフォンに多い600オームクラスのハイインピーダンスヘッドフォンも余裕でドライブするという。さらに、ハイエンドオーディオにも使われる新日本無線のオペアンプ「MUSES8920」を両チャンネルに1基ずつ搭載するなど、ぜいたくな仕様。「ハイエンドヘッドフォンに相応しい高音質を実現した」(同社)。

ブラックとシルバーの2色をラインアップ。背面はXLRバランス入力など本格的な装備

 インタフェースとして、XLRバランス入力、高級ケーブルも接続できるワイドピッチのRCA端子などを装備。さらに、外部パワーアンプ接続に使用する出力端子は出力レベルを3パターンから選択できるなど、さまざまな拡張に対応できるという。外形寸法は290(幅)×244(奥行き)×81.2(高さ)ミリ。重量は4.1キログラム。

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