LGエレクトロニクス・ジャパンは、ロボット掃除機の新製品「HOM-BOT スクエア」を3月中旬に発売する。部屋のコーナー部分をしっかりと掃除できるように設計された“スクエア型”のロボット掃除機だ。予想実売価格は8万9800円前後。
四角い形状により、従来型に比べて回転ブラシを前に設置することが可能になった。さらに従来より1.5センチ長い回転ブラシを採用したことで、部屋の隅でもゴミやホコリを効果的にかき出せる。コーナーにあるゴミの除去率は、従来製品と比べて89%アップしたという。
本体の上部と下部に搭載したカメラセンサー「デュアルアイ2.0」が掃除を効率化。30フレーム/秒の撮影が可能な上部カメラはマッピング情報を生成し、空間を認識・記憶する。また下部のカメラで動いた距離を認識して位置を正確に把握。部屋をくまなく掃除することが可能になったという。
さらに、一度把握した部屋の形状や家具などの位置を記憶する学習機能により、15畳の部屋を約18分で掃除できる。そのほか、毛足の長い絨毯などで自動的に吸引力を上げる「ターボモード」、指定したスペース内を2回繰り返して掃除する「マイスペースモード」も備えた。運転音は約48デシベル。
サイズおよび重量は、本体が340(幅)×89(高さ)×340(奥行き)ミリで3.0キロ、充電用のホームステーションが236(幅)×128(高さ)×181(奥行き)ミリで0.6キロだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR