エミライは5月30日、加BCIC Designs Incのオーディオブランド「Resonessence Labs」の新製品「INVICTA MIRUS」を国内で販売すると発表した。ハイエンドDACシリーズ「INVICTA」の新フラッグシップモデル。価格は64万8900円で、7月1日に発売する。
384kHz/24bit対応PCM、DSD 2.8MHzおよび5.6MHzに対応したUSB-DAC。ヘッドフォン出力を省略してESSの「Sable 9018」DACチップをチャンネルあたり1個使用したぜいたくな仕様だ。
SDカードスロットを搭載し、メモリーカードおよびUSB入力(DoP)の両方で384kHz/24bitのPCM系音源と2.8M/5.6MHzのDSDファイル再生が可能。対応フォーマットは、WAV、AIFF、FLAC、DSDIFF/DSF。
本体サイズは、220(幅)×282(奥行き)×50(高さ)ミリ。重量は2.9キロ。フロントパネルのレイアウトを変更してサンプリングレートの確認が容易になったほか、IRセンサーの位置変更によってリモコン操作に対する感度が向上しているという。Apple製IR Remoteによる操作にも対応する。
また、「INVICTA」のバージョンアップモデルとなる「RSL-INV2」も同日発売。DACを「ES9016」から「ES9018」にアップグレードした。フロントパネルにはバランス出力対応のヘッドフォン端子を備えている。価格は64万8900円。
このほか、「INVICTA」と「CONCERO」のファームウェアアップデートも開始した。INVICTAでは5.6MHzのDSDデータ再生機能と384kHz/24bitまでのPCMデータ再生機能を、またCONCEROでは384kHz/24bitまでのPCMデータ再生機能が追加される。Resonessence Labs Japan公式サイトからダウンロードできる。
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