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ラトック、DAC内蔵のフルバランスヘッドフォンアンプ「REX-KEB02AK」を来年発売

» 2013年12月19日 23時33分 公開
[ITmedia]

 ラトックシステムは12月19日、フルバランス構成のポータブルヘッドフォンアンプ「REX-KEB02AK」を発表した。2014年1月下旬に出荷を開始する予定。それに先立ち、12月21日と22日に東京・秋葉原で開催される「ポータブルオーディオフェスティバル 2013 in 秋葉原」で同製品を展示する。

「REX-KEB02AK」

 デジタル出力(同軸/光)が可能なオーディオ機器と接続し、デジタルで受け取ったソースをD/A変換からヘッドフォン出力まで、左右独立させて行うフルバランス構成回路を採用したポータブルヘッドフォンアンプ。iriverの「AK120/100」などを想定しており、デジタル入力は同軸/光ともに最大192kHz/24bitまで対応する。

背面に同軸/光のデジタル入力を搭載

 デジタル接続のため、プレーヤー側のDACは使用しない。「REX-KEB02AK」にはESSの最新2ch DAC「ES9018K2M」を搭載しており、「これまでのポータブルオーディオ機器を凌駕するハイレゾ音楽の再生を楽しむことができる」(同社)という。

 ヘッドフォン出力は、バランス(2.5ミリ径マイクロ モノラルジャック×2)と3.5ミリステレオミニ。通常のヘッドフォンでも利用できるが、オプションケーブルの「RCL-KEBSH1C/CR」(シュアのSEシリーズ用)や「RCL-KEBSE1」(ゼンハイザー、HD 25用)によりヘッドフォン/イヤフォンまでフルバランス接続の音質を楽しめる。

 なお、今回の製品はラトックシステムが開発・製造し、アユートが販売を担当する。

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