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運動不足の解消に――歩数計やスイムカウンターにもなる防水オーディオプレイヤー「GH-KANASPB」橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/2 ページ)

» 2014年04月08日 13時42分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 一方、スイムカウンターでは、まずプールの距離を設定した上で一旦スイムカウンターをスタートさせて片道のカウント数を計測し、それをもとに泳いだ距離を計測する。設定モードに戻って計測したスイムカウント数を登録すれば準備はOKで、スイムカウンターの画面に戻して新たに計測を開始する。

スイムカウンターモード。経過時間とカウント数、移動距離、消費カロリーが一覧表示される(右)

 筆者が最初に計測したとき、平泳ぎで片道25メートル泳いだところ、スイムカウント数は15と出たので登録した。その後、改めて計測してみたのだが、50メートル泳いだ時点で距離は48メートルと計測された。なかなか精度がいいな、と思い、さらに泳ぎ続けると、今度は実際に泳いだ距離の2倍ほど長く計測されるようになってしまった。見ると、25メートル泳いだ場合のカウント数が32と、最初に設定した値の倍くらいの数値になっている。

カウント設定画面

 そこで改めてスイムカウント数を32に設定し直したところ、その後は安定した数値が出るようになった。取り付ける位置などによってスイムカウント数が変動するので、ウェアのどの部分に取り付けるかを決めておかないと誤差が大きくなってしまうので要注意だ。スイムカウンターではこのほかにターン数や消費カロリーも記録される。

 なお、歩数計やスイムカウンターの計測結果はそれぞれ20個まで記録可能で、20個を超えると古い記録から順に削除される。記録結果のデータをPCに転送することはできない。この点は残念だ。

さまざまな用途に使える多機能なミュージックプレイヤー兼カウンター

 FMラジオを使う場合は、イヤフォンがアンテナ代わりになる。周波数設定はマニュアルで合わせられるほか、オートスキャン機能を使って受信できる周波数を自動登録することが可能だ。オートスキャンでスキャンできない局がいくつかあったが、受信できている局については十分にクリアな音で聴ける。

FMラジオ機能。オートスキャン機能を搭載している(右)

 ミュージックプレイヤーとしては、1曲リピートやフォルダごとのリピート、オールリピート、シャッフル、イントロ再生など豊富な再生方法から選べる。また、イコライザーも搭載しており、ノーマルに加えてロック、ポップ、クラシック、ソフト、ジャズ、重低音などの音質設定が用意されている。もちろん歩数計やスイムカウンターで計測しながら音楽やFMラジオを聴くことも可能だ。

ミュージックモードの曲名表示(左)。イコライザーも搭載(右)

 ウォーキングだけでなく、スイミングにも使えるミュージックプレイヤーで、スイムカウンターまで付いている製品というのは珍しい。さまざまなシーンで使える多機能プレイヤーで価格も安め。日常的にエクササイズをする人は1台持っていてもいいのではないだろうか。

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