ヤマハは6月30日、米Dolbyの最新サラウンドフォーマット「Dolby Atmos」対応のAVアンプを2014年秋に投入すると明らかにした。詳細は後日改めて発表する予定だ。
Dolby Atmosは、映画館の音響システムにオブジェクト指向とメタデータ(位置、時間情報)の概念を持ち込んだ新技術。音源をオブジェクトとして捉え、メタデータに沿って移動させることにより、スムーズなパンニングや、どこにでも定位するリアルな音が実現する。2012年に初めて劇場に導入されて以来、国内の映画館でも採用例が増えている。
ホームシアター向けとしては、6月23日にオンキヨーが、また6月25日にはパイオニアがAVアンプでの対応を表明しており、今年の夏から秋にかけて各社から搭載モデルが登場することになった。
パイオニアも「Dolby Atmos」対応のAVアンプを開発――今秋発売へ
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