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JBL、家庭向けサラウンドシステム「JBL CINEMA」シリーズを2モデル投入2.1chと2.2chを用意

» 2014年11月05日 17時54分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

 ハーマンインターナショナルは11月5日、JBLブランドの家庭向けサラウンドシステム「JBL CINEMA」シリーズ2モデルを11月13日から発売すると発表した。価格はオープン、直販サイトではサウンドバーとサブウーファーがセットになった「CINEMA SB350」が4万円(税別)、ボードタイプの「CINEMA BASE」は3万5000円(税別)となっている。

 両モデルとも手軽にサラウンドを楽しめるモデルで、独自の「HARMAN Display Surround」モードにより、圧倒的な迫力と臨場感を実現するという。オーディオリターンチャンネル(ARC)に対応しているのでHDMIケーブル1本でテレビに接続できるほか、光デジタルおよびアナログ音声入力端子も装備。Bluetooth 3.0もサポートしており、スマートフォンやタブレット、PCなどの音声も出力できる。また、無料アプリ「JBL MUSIC」(英語版)をダウンロードすれば、本機の操作だけでなく、プレイリストの作成やファームウェアのアップデートもスマホなどで行える。

「CINEMA SB350」の設置イメージ
「CINEMA BASE」の設置イメージ

2.1chシステムの「CINEMA SB350」

 「CINEMA SB350」は、スリムなサウンドバーとサブウーファーで構成される2.1chシステムで、両者はワイヤレスで接続されるため好みの場所に設置できる。サウンドバーは55ミリ径のドライバー×2と32ミリ径のツイーター×2を内蔵、サブウーファーには165ミリ径のウーファーを1基備える。最大出力は320ワットで、再生周波数帯域は45Hz〜2万Hz。

 サイズと重量は、サウンドバー本体が1000(幅)×62(奥行き)×78(高さ)ミリで約3.3キロ、サブウーファーが242(幅)×242(奥行き)×320(高さ)ミリで約4.8キロとなっている。

 付属品はHDMIケーブル、光デジタルケーブル、3.5ミリアナログケーブルが各1本ずつ、リモコン、壁掛用取付金具、電源コードが2本。

サウンドバーとサブウーファーはワイヤレスで接続される
サウンドバーの操作部
サウンドバーの背面
サブウーファーの背面

2.2chシステムの「CINEMA BASE」

 「CINEMA BASE」はボードタイプのオールインワンモデルで、65ミリ径のフルレンジユニット×2、90ミリ径のウーファー×2を内蔵した2.2chシステムだ。最大出力は240ワット、再生周波数帯域は45Hz〜2万Hzとなる。耐荷重は65キロ以下、約60型のテレビまで対応する。

 サイズは600(幅)×402(奥行き)×102(高さ)ミリ、重量は約8キロとなっている。付属品はHDMIケーブル、光デジタルケーブル、3.5ミリアナログケーブルが各1本ずつ、リモコン、電源コードが1本。

 

CINEMA BASE本体
本体右側面にUSB端子を装備しており、対応機器の充電にも対応する
CINEMA BASEの背面

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