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JBL、NFCやBluetooth 3.0対応のアクティブスピーカー「Authentics」シリーズ2種71年発売L100 Centuryがモチーフ

» 2014年09月16日 17時51分 公開
[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

 ハーマンインターナショナルは9月16日、NFCやBluetooth 3.0、DLNA対応のネットワーク機能を備えたJBL製アクティブスピーカー「Authentics」(オーセンティックス)シリーズの2機種を発表し、10月10日に発売する。価格はいずれもオープン。直販サイトでの価格は、3ウェイスピーカー「Authentics L16」が11万8000円、2ウェイスピーカー「Authentics L8」が6万円(どちらも税別)の予定だ。

 2機種のデザインは、1970年代初頭にJBLがプロ用スタジオ・モニター制作に力を入れ始め、後に傑作といわれた”4310シリーズ”の一般用モデル「JBL L100 Century」をモチーフとし、フロントグリルには独自デザインのウレタンフォームを採用する。

 両モデルとも独自の音楽補正技術(クラリファイ)搭載。“必要な部分に必要なだけの補完をリアルタイムで自動的に行う”という補正技術は、さまざまな圧縮フォーマット/ビットレートで最適化を目指した。具体的には、ビットレートが低いほど補正が行われ、逆にCDなどの場合は音楽データに手を加えず、スルーで再生するという。

3ウェイスピーカー「Authentics L16」

3ウェイスピーカー「Authentics L16」の前面(写真=左)、グリルを外したときの状態(写真=右)

 最大300ワット(50ワット×6)の出力を備える3ウェイアクティブスピーカー。高域ユニットは25ミリツィーター、ミッドレンジユニットは50ミリ、低域ユニットは130ミリウーファーを採用した。

 周波数特性は35〜3万5000Hzで、対応ワイヤレス規格はAirPlay、DLNA、Bluetooth 3.0(NFC対応)。

 入力端子は、3.5ミリステレオミニ×1、角型光ケーブル×1、RCA×1。レコードプレイヤーとの接続も可能で、 MM型/MC型カートリッジ対応のフォノイコライザーを搭載する。

ウォールナットのボディを採用。天面のフタは脱着式でスマホなどのデバイスも収納できるように設計されている(写真=左)。AC電源などの端子を本体底面に配置し、デザイン性も重視した。さらに本体底面にはバスレフポートを装備(写真=右)

 本体サイズは690(幅)×260(奥行き)×205(高さ)ミリで、重量は約12.7キロ。その他、受注生産の別売オプションとして、ブルーとレッドの交換用グリルと専用スタンドを用意する。

2ウェイスピーカー「Authentics L8」

2ウェイスピーカー「Authentics L8」(写真=左)、ブラックのきょう体を採用。天面は光沢がある(写真=右)

 最大120ワット(30ワット×4)の出力を備える2ウェイアクティブスピーカー。高域ユニットは25ミリツィーター、低域ユニットは100ミリウーファーを採用した。

 周波数特性は45〜3万5000Hz、対応ワイヤレス規格はAirPlay、DLNA、Bluetooth 3.0(NFC対応)。

 入力端子は、3.5ミリステレオミニ×1、角型光ケーブル×1。L16に装備されるRCA×1は省かれている。

グリルを外したときの前面(写真=左)、本体底面にはバスレフポートを装備(写真=右)

 本体サイズは565(幅)×230(奥行き)×160(高さ)ミリで、重量は約7.2キロ。その他、受注生産の別売オプションとして、ベージュ、パープルとレッドの交換用グリル、専用スタンドが用意される。

 

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