ハーマンインターナショナルは9月16日、NFCやBluetooth 3.0、DLNA対応のネットワーク機能を備えたJBL製アクティブスピーカー「Authentics」(オーセンティックス)シリーズの2機種を発表し、10月10日に発売する。価格はいずれもオープン。直販サイトでの価格は、3ウェイスピーカー「Authentics L16」が11万8000円、2ウェイスピーカー「Authentics L8」が6万円(どちらも税別)の予定だ。
2機種のデザインは、1970年代初頭にJBLがプロ用スタジオ・モニター制作に力を入れ始め、後に傑作といわれた”4310シリーズ”の一般用モデル「JBL L100 Century」をモチーフとし、フロントグリルには独自デザインのウレタンフォームを採用する。
両モデルとも独自の音楽補正技術(クラリファイ)搭載。“必要な部分に必要なだけの補完をリアルタイムで自動的に行う”という補正技術は、さまざまな圧縮フォーマット/ビットレートで最適化を目指した。具体的には、ビットレートが低いほど補正が行われ、逆にCDなどの場合は音楽データに手を加えず、スルーで再生するという。
最大300ワット(50ワット×6)の出力を備える3ウェイアクティブスピーカー。高域ユニットは25ミリツィーター、ミッドレンジユニットは50ミリ、低域ユニットは130ミリウーファーを採用した。
周波数特性は35〜3万5000Hzで、対応ワイヤレス規格はAirPlay、DLNA、Bluetooth 3.0(NFC対応)。
入力端子は、3.5ミリステレオミニ×1、角型光ケーブル×1、RCA×1。レコードプレイヤーとの接続も可能で、 MM型/MC型カートリッジ対応のフォノイコライザーを搭載する。
本体サイズは690(幅)×260(奥行き)×205(高さ)ミリで、重量は約12.7キロ。その他、受注生産の別売オプションとして、ブルーとレッドの交換用グリルと専用スタンドを用意する。
最大120ワット(30ワット×4)の出力を備える2ウェイアクティブスピーカー。高域ユニットは25ミリツィーター、低域ユニットは100ミリウーファーを採用した。
周波数特性は45〜3万5000Hz、対応ワイヤレス規格はAirPlay、DLNA、Bluetooth 3.0(NFC対応)。
入力端子は、3.5ミリステレオミニ×1、角型光ケーブル×1。L16に装備されるRCA×1は省かれている。
本体サイズは565(幅)×230(奥行き)×160(高さ)ミリで、重量は約7.2キロ。その他、受注生産の別売オプションとして、ベージュ、パープルとレッドの交換用グリル、専用スタンドが用意される。
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