三菱電機は1月19日、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新シリーズとして、室内機をスリム化した「Lシリーズ」6機種を発表した。発売は3月中旬で価格はオープン。市場想定価格は税別12万8000円前後から(定格冷房能力2.2キロワットのモデル)。本体色はウェーブホワイトのみ。
Lシリーズは、上位機「Zシリーズ」のシンプルなデザインを踏襲しつつ、室内機の高さ25センチを実現。近年は多機能化とあわせて室内機も大型化する傾向にあるが、Lシリーズでは昨年の「Wシリーズ」(29.5センチ)に比べて高さを約4.5センチスリム化。運転のために必要な上下の空間を含めて29.5センチのスペースに設置できるようになった。同社では「10〜15年前の室内機と同等の高さなので、買い替え時に同じ場所での設置が可能」としている。
また、新開発のプラズマ空気清浄ユニットや独自の赤外線センサー「ムーブアイ」を搭載。プラズマ空気清浄ユニットでは、空気中のPM2.5や花粉などをプラズマ放電で帯電させ捕集する。ムーブアイは、人の居場所と体感温度を検知して、快適かつ効率的な運転を行う仕組み。左右に分かれたWフラップによって、直接風が当たることを防いだり、離れた2カ所へ同時に送風するなど気流のコントロールが可能になっている。
型名 | 冷房定格能力(キロワット) | 店頭想定価格(税別) |
---|---|---|
MSZ-L225-W | 2.2 | 12万8000円前後 |
MSZ-L255-W | 2.5 | 14万8000円前後 |
MSZ-L285-W | 2.8 | 16万8000円前後 |
MSZ-L365-W | 3.6 | 17万8000円前後 |
MSZ-L405S-W | 4.0 | 18万8000円前後 |
MSZ-L565S-W | 5.6 | 20万8000円前後 |
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