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シャープ、“ネイチャーウイング”を採用した5機種のプラズマクラスター扇風機発表なめらかな風を実現

» 2015年03月16日 15時02分 公開
[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

 シャープは3月16日、プラズマクラスター扇風機「PJ-E3DG」「PJ-E3DS」「PJ-E2DBG」「PJ-E2DS」「PJ-E3AS」の5機種を発表した。4月15日に発売予定。

 今回発表になった5機種はすべて、プラズマクラスター7000を採用。これは約10畳相当の範囲内において最大風量運転の場合、床から1.2メートルの位置で、目安としてイオン個数が約7000個/立方センチメートルが空中に吹き出されるという規格。さらに、エントリーモデルの「PJ-E3AS」以外に部屋干し衣類の生乾き臭を消すという「衣類消臭モード」を搭載した。

 5機種の詳細は以下の通り。

「PJ-E3DG」「PJ-E3DS」

 PJ-E3DGとPJ-E3DSは、高さ1.11メートルまで伸長できる、DCモーター採用のハイポジション・リビングファン。本体色は、PJ-E3DGがゴールド系、PJ-E3DSがホワイト系となっている。予想実売価格は、PJ-E3DGが2万7800円前後、PJ-E3DSは2万4800円前後(全て税別)。

左より順に、「PJ-E3DG」、「PJ-E3DS」

 PJ-E3DGには、高温・高湿を光と音で知らせる”みはり機能”と、自動で風量をコントロールできる”センサー自動モード”が装備されている。

 それ以外の基本機能は共通しており、32段階調節の風量切替、上50度、下21度(手動)、左右は50/70/90度(自動)の首振り機能付き(いずれも角度はおおよそ)。

 また、数千キロも旅をするといわれる、アサギマダラチョウの羽ばたき方と羽根のくびれを応用した、シャープ独自のネイチャーウイングを採用したのが特徴となっており、7枚で14枚相当の羽根が生み出したのと同じようなムラのないなめらかな送風が可能に。そのため、手足の冷えすぎを防止できるとのことだ。

 消費電力は最大20ワット。本体サイズは370(幅)×370(奥行き)×820〜1110(高さ)ミリ、重量は約5.8キロ。リモコン乾電池、清掃ブラシが付属する。

「PJ-E2DBG」「PJ-E2DS」

 PJ-E2DBGとPJ-E2DSは、3Dファンを搭載した幅27センチのDCモーター採用のコンパクトタイプ。本体色は、PJ-E2DBGがゴールド系のみ、PJ-E2DSはホワイト系とブラウン系の2色展開となっている。予想実売価格はPJ-E2DBGが3万2800円前後、PJ-E2DSが2万2800円前後(全て税別)。

左より順に、軽量でコンパクトな3Dファン「PJ-E2DBG」、「PJ-E2DS」

 アホウドリの翼形状を応用した、3D形状の3枚羽根「ネイチャーウィング」を採用したのが特徴で、空気を効率良く循環させるという。

 PJ-E2DBGは、ニッケル水素充電池搭載しているためコードレスで利用可能。約6時間の充電で、最大約14時間駆動する(風量最大運転時では約2時間)。さらに、高温・高湿を光と音で知らせる”みはり機能”と、自動で風量をコント―ロールできる”センサー自動モード”を装備している。

 両モデルとも、8段階の風量切替、上40/90度〜下10度、左右が約90度の首振り機能付き(いずれも自動で、角度はおおよそ)。

 最大消費電力はPJ-E2DBGが13.5ワット、PJ-E2DSが12ワット。本体サイズと重量は、PJ-E2DBGが270(幅)×270(奥行き)×550〜670(高さ)ミリで、約3.2キロ。PJ-E2DSが270(幅)×270(奥行き)×525〜645(高さ)ミリで、約2.4キロ。

 付属品はACアダプター、リモコン、乾電池、清掃ブラシ(なお、PJ-E2DBGにはニッケル水素充電池も付属する)。

「PJ-E3AS」

 PJ-E3ASは、ACモーター採用のエントリータイプのリビングファン。本体色はホワイト系のみ。予想実売価格は1万2800円前後(税別)。

リビングファン「PJ-E3AS」

 3段階の風量調整、上下約21度(手動)、左右約75度(自動)の首振りが可能となっている。

 消費電力は最大47.5ワット。本体サイズは、369(幅)×355(奥行き)×690〜840(高さ)ミリ、重量約3.4キロ。リモコン、乾電池、清掃ブラシが付属する。

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