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パナソニック、おうち上映会を盛り上げる4Kパススルー対応のシアターバーとシアターボード発表セリフが聞き取りやすい「明瞭ボイス」搭載

» 2015年04月01日 15時45分 公開
[ITmedia]
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 パナソニックは4月1日、4Kパススルー対応のシアターバー「SC-HTB885」「SC-HTB690」と、シアターボード「SC-HTE200」を発表した。いずれもオープン価格で、予想実売価格はシアターバーの上位機種SC-HTB885が8万円前後、SC-HTB690が5万円前後、シアターボードSC-HTE200が4万円前後(各税別)。5月22日発売予定だ。

 全機種とも、4Kコンテンツの著作権保護技術「HDCP 2.2」に対応しており、4K対応チューナーなどから受け取った4K/60pコンテンツの映像信号をテレビに送信できる。またBluetoothに対応し、スマートフォンやタブレットに保存されている音楽を再生可能だ。ドラマ内の雑踏でのシーンや、歓声で盛り上がるスポーツ中継などでも、セリフや実況の音声が聞き取りやすい「明瞭(めいりょう)ボイス」機能も搭載している。

シアターバー「SC-HTB885」「SC-HTB690」

 SC-HTB885とSC-HTB690は、どちらもバー状の本体とサブウーファーがセットになったシステム。高さ5.1センチとコンパクトなので、テレビの前に置いてもじゃまにならず、壁掛けも可能なデザインになっている。

 コンパクトでテレビの視聴を妨げないシアターバー「SC-HTB885」(写真=上)と「SC-HTB690」(写真=下)

 上位モデルのHTB885は5.1ch、HTB690は3.1chのサラウンドに対応。本体のみでリアスピーカーを置いたかのような音声を楽しめるという。セットのアクティブサブウーファーはワイヤレスで本体と接続できるため、10メートル以内であれば配線を気にせず自由な場所に設置できる。

 HTB885は、フロントL/Rにセミドーム型の2.5センチツイーターと6.5センチのウーファー、またサラウンド用にコーン型フルレンジの6.5センチユニットを搭載。アクティブサブウーファーにはコーン型の16センチウーファーを内蔵した。出力は250ワット。側面が三角形のデザインで、音に指向性を持たせることができるという。

 HTB690は、フロントL/Rとセンターにコーン型の6.5センチフルレンジ、アクティブサブウーファーには16センチコーン型で140ワットのウーファーを内蔵している。

 サイズと重量は、HTB885の本体が1125(幅)×121(奥行き)×51(高さ)ミリで約3.2キロ(いずれもテーブル設置時)。アクティブサブウーファーが180(幅)×306(奥行き)×408(高さ)ミリで約5.4キロ。HTB690の本体が950(幅)×120(奥行き)×55(高さ)ミリで約2.5キロ(いずれもテーブル設置時)。アクティブサブウーファーは180(幅)×303(奥行き)×378(高さ)ミリ、約4.7キロ。

 搭載する入出力端子はそれぞれHDMI×各1(ただし、HTB885のみAUX入力に対応)、光デジタル音声入力×1、Irシステム、USB端子。

 付属品は共通で、リモコン、HDMIケーブル、電源コード、Irシステムケーブル、壁掛け金具、ネジ。なお、HTB885にのみ両面テープが付属する。

シアターボード「SC-HTE200」

 SC-HTE200は、薄型デザインのの省スペースホームシアターオーディオシステム。傷のつきにくいガラスを天板に使用しているため、テレビを設置しても外観が損なわれない仕様だ。

 薄型デザインのシアターボード「SC-HTE200」

 ボディ内に38×90ミリのフルレンジユニットと、80ミリ径のサブウーファーを各2個内蔵。2.1chサラウンドに対応するほか、再生するのが難しい80Hz以下の低音を仮想再生する「H.BASS」機能付き。

 HDMI×各1、光デジタル音声入力端子×1、アナログ音声入力、USB端子を搭載。サイズは600(幅)×365(奥行き)×63(高さ)ミリ、重量は約5.9キロで、耐荷重量は50キロ以下。

 リモコンとHDMIケーブル、電源コードが付属する。

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