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ボーズ、バッテリー駆動時間が延びた「SoundLink mini Bluetooth speaker II」2色展開に

» 2015年06月05日 10時00分 公開
[ITmedia]
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 ボーズは6月5日、Bluetooth対応の小型ワイヤレススピーカー「SoundLink mini Bluetooth speaker II」を発表した。「Pearl」(パール)と「Carbon」(カーボン)の2色を6月26日に発売する。価格は2万5000円(税別)。

「SoundLink mini Bluetooth speaker II」の「Pearl」(左)と「Carbon」(右)

 昨年8月に発売した「SoundLink mini Bluetooth speaker」のバージョンアップ版。サイズや形状は変わらないが、2色のカラーバリエーションを設けたほか、アルミ押し出し成型の筐体(きょうたい)表面にビーズブラスト仕上げを施してマットな質感を演出した。指紋も付きにくくなっているという。

「Carbon」

 付属のクレードルに本体を載せるだけで充電が行える点は従来機と同じ。ただし、本体のみで充電する場合はmicro USB端子を使用することになった。PCのUSBポートなどに接続して充電することも可能。パッケージにはmicroUSB-USBケーブルとUSB-ACアダプターも付属する。またバッテリー駆動時間は従来の連続7時間から連続10時間に延びている。

側面にmicroUSB端子と3.5ミリステレオミニの外部入力を装備

 本体上面の操作部には、新たにマルチファンクションボタンを設け、1回で再生/一時停止、2回で次の曲、3回で前の曲に戻るといった操作が可能になった。さらにiPhoneとBluetooth接続している場合には、このボタンを長押しして「Siri」を呼び出すこともできる。

 一方、従来機にあった入力切替ボタンは省略。新製品にも外部入力(3.5ミリステレオミニ)は継承されているが、接続したときに自動的に切り替わる仕組みだ。このため、接続した状態のままBluetoothに切り替えることはできない。

中央がマルチファンクションボタン

 Bluetoothはマルチポイント接続をサポートしており、スマートフォンなどの対応機器を2台同時に接続できる。ペアリング情報は8台まで記憶可能。接続中のデバイスやバッテリー残量を音声で教えてくれる音声ガイド機能も備えた。なお、A2DP接続時のコーデックはSBCのみとなっている。

 音響面は従来機と変わらない。L/R用のフルレンジユニットに加え、2つを向かい合わせるように配置されたパッシブラジエーターで低域を強化。不要な振動を抑えつつ、深みのある重低音再生を可能にしたという。

 本体サイズは180(幅)×51(高さ)×59(奥行き)ミリ。重量は670グラム。

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