「週刊NISSAN スカイライン2000GT-R KPGC10」は、アシェット・コレクションズ・ジャパンが5月27日から展開しているパートワークマガジンだ。全100号で完結し、完成すると全長54.1センチ、全幅20.8センチ、車高は17.3センチと1/8スケールのハコスカが姿を現す。創刊号は特別価格の277円(税別)と手頃なので、早速入手してみた。
本製品は、総パーツ数300点以上、日産自動車と京商の全面協力を得て設計・開発されているのが特徴で、金属製パーツを随所に採用して重厚感あふれる仕上がりになるという。監修には、日産自動車 グローバルデザイン本部 プロダクトデザイン部 部長 中島敬氏も参加している。
このハコスカ(ハコ=セダン、スカ=スカイラインGT)は、文字通り4ドアセダンのスタイルを採用しながらレーシングの「R」をまとったことから、「ヒツジの皮をかぶったオオカミ」と呼ばれていた。1970年に発表されたKPGC10型の販売価格は154万円と、一般庶民にはなかなか手が届かない憧れのモデルだった。
付属の冊子には、組み立てマニュアルの他にコラムや連載などがあり、このハコスカを盛り上げてくれる(創刊号には、S20型エンジンの解説やレース名勝負の記憶などを収録)。
また、エンジン音がうなるサウンド付き特製スタンドも後日発売されるとのことなので、続報を待ちたいところだ。
完成まで100号を要する長い道のりだが、6月16日までに定期購読を申し込むと、2つの特典が付いてくる。初回配送時にプレゼントされるのは、「復刻版DVD スカイラインGT-R」と「GT-Rエンブレム 特製キーホルダー」で、前者は「復刻版DVD 名車シリーズ Vol.5 スカイラインGT-R」の複製版であり、ドライビングシーンやS20型のエンジン音、レース風景を約42分収録したDVDだ。後者は約6.6×1.9センチのキーホルダー。
申し込み後2回目の配送時にプレゼントされるのは、完成モデルを飾るための特製ディスプレイ台で、実車のスペック表を台に添付しているのがウリだ。サイズは68(幅)×35(奥行き)×3(高さ)センチで、色はブラックとなる。
このほか、パートワークマガジンではおなじみとなる専用バインダーも用意される。同マガジンを14冊収納でき、価格は917円(税別)で第7号以降に予約を開始するとのこと。ちなみに、第2号は6月10日に発売されており、「カムカバーにプラグコードを接続する」というテーマで価格は1666円(税別)となっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR