一方の「ツインウォッシュ」シリーズは洗濯容量10キログラムの大容量モデルや乾燥機能付きモデルをラインアップ。初期のドラム式洗濯機ユーザーが持っている「洗濯時間の長さ」に対する不満や「汚れ落ちが悪く、タオルがごわつく」といった不満を解消するモデルだという。
「ツインウォッシュ」シリーズは、少ない水でしつこい汚れもしっかり洗浄できる新発想の「ツインパルセーター」を搭載。内側と外側に分割されたパルセーターは、それぞれに役割が異なる。内側で衣類の重さを受け止めるため、衣類に負担をかけず、傷みが少ない。また外側パルセーターの突起をスクリュー状にすることで、上下/左右方向に水流が生まれ、衣類をしっかり攪拌(かくはん)する。これに最大で毎分約30リットルの水を循環させて上部から噴射する「循環ビックシャワー」を加え、少ない水でしっかり洗うことができるという。
ふたが透明になっているのは、上から見たときに洗濯槽内を広く見渡せるため。同社が実施したユーザーアンケートによると、購入者の49.8%が洗濯中に中を見たいと回答すており、その中には「水位などを確認したい」という実用性重視の人たち(57%)のほか、単に鑑賞したいという人も41.2%いたという。
このほか、「スラッシュ」同様、衣類の糸くず付着を抑える「衣類おそうじ」、衣類や天候に合わせて脱水力を調整できる「脱水仕上り」、回転数を抑えて“おしゃれ着”などを傷めにくくする脱水モード、洗濯のたびに洗濯槽をきれいにする「槽自動おそうじ」機能も備えた。
使い勝手を考えた乾燥機能も「AQW-TW1000D」ならでは。乾燥する必要がない衣類を予め取り出した上で乾燥工程に入ることができる「乾燥まっててコース」や、洗濯・脱水槽を回さないで乾燥することで、型くずれしがちな衣類をやさしく乾燥するコースを用意。ぬいぐるみや靴なども安心して乾かせるという。
また、脱水時の遠心力と、洗いすすぎ時の洗濯槽と外槽の間の水の動きにより、洗濯槽の裏側に付着している汚れや洗剤カスなども洗い流すことで、黒カビなどを抑制する。
サイズは「AQW-TW1000D」が616(幅)×625(奥行き)×1010(高さ)ミリ、重量は約44キログラム。「AQW-VW1000D」が616(幅)×625(奥行き)×1010(高さ)ミリ、重量は約41キログラム。「AQW-VW800D」が590(幅)×564(奥行き)×995(高さ)ミリ、重量は約38キログラム。本体カラーはそれぞれクリアホワイトのみとなっている。
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