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トップウイング、英iFI製品新ファームウェア5.0を提供開始――DSD256(11.2MHz)用に3種類用意最新ファームウェアは3つのフレーバー?!

» 2015年08月31日 16時30分 公開

 トップウイング・サイバーサウンドグループは8月31日、英iFI Audioの4製品(nano iDSD、micro iDSD、micro iDAC2、Retro Stereo 50)向け新ファームウェア5.0の提供を開始した。今回のメジャーアップデートでは、ファームウェアのバージョンを3種類用意し、それぞれに”フレーバー”コードネームを付けた。

従来(写真=左)、新ファームウェア5.0(写真=右)

 各種特徴は以下の通り。

ファームウェアバージョン5.0(フレーバーコードネーム「バニラ」)

 バニラは、対象4製品すべてに適用可能。DoP経由のDSDを最適化してDSDと同等のパフォーマンスを実現する。クリック音がなく、ASIOによるネイティブDSDと同等の音質だという。DSD256(11.2MHz)は、nano iDSDとmicro iDAC2のASIO経由でのみ利用できる。

ファームウェアバージョン5.0A(フレーバーコードネーム「ストロベリー」)

 ストロベリーの対象製品は、nano iDSDとmicro iDACの2製品で、Mac OS X、iOS、Android、Linux上でDSD256が可能になる。DoP経由のDSD256を可能にしたい場合のみ必要で、ほかの機能は通常のバージョン5.0と同様だ。

ファームウェアバージョン5.0B(フレーバーコードネーム「チョコチップ」)

 チョコチップは、micro iDSDのみに適用可能。Androidデバイスで使用する場合に、スリープモードを無効にしてmicro iDSDが電力を引き出すのを防ぐほか、クリック音やポップ音も防止する。

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