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ドウシシャ、SANSUIブランドのCDコンポを2機種発売――和紙素材を使ったスピーカーを採用「美濃ヤマタミ」の和紙紙抄技術を採用

» 2015年11月04日 13時07分 公開

 ドウシシャは11月4日、SANSUIブランドのCDステレオシステム「SMC-150BT」および「SMS-800BT」を発表した。どちらも市場想定価格は2万5000円前後(税別)で、「SMC-150BT」が10月末に発売済み、「SMS-800BT」は11月上旬に発売予定となっている。

 2機種ともコーン紙表面に和紙素材を用いた「W-RPM」(WASHI Relative Pulp Moldの略)スピーカーを採用したのが特徴。音響特性の異なる表裏それぞれの和紙で1つのコーン紙を仕上げた。岐阜県美濃地方「美濃ヤマタミ」の和紙紙抄き技術を応用した「二重抄紙製法」が採用されたという。同社は「和紙独特のコシが強くハリのある素材を使用することにより、音楽ひとつひとつの楽器やボーカルの音が明瞭(めいりょう)で立体的に再現される」としている。

SMC-150BT

 SMC-150BTは、Bluetooth機能を搭載したCDコンポ。本体とステレオスピーカーのセットで、メインユニットにはCDプレイヤー、FMワイドバンドチューナー、MP3/WMA再生機能を備えた。前面には高級感のあるアルミ削り出しパネルを採用している。

 本体サイズは、220(幅)×270(奥行き)×95(高さ)ミリ、本体重量は1.5キロ。スピーカー(1本)のサイズは、140(幅)×170(奥行き)×235(高さ)ミリ、重量は1.4キロ。ワイヤレスリモコンが付属する。

SMS-800BT

 SMS-800BTは、Bluetooth機能を搭載したスピーカー一体型のCDコンポ。レトロ調のデザインが特徴だ。CDプレイヤーのほかにFMワイドバンドチューナー、MP3/WMA再生機能を持つ。「デザインとは裏腹なパワフルでありながら繊細で明瞭な音楽を奏でる」(同社)という。

 本体サイズは、312(幅)×224(奥行き)×170(高さ)ミリ、本体重量は3.5キロ。ワイヤレスリモコンが付属する。

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