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エミライ、マルチチャンネル出力に対応した据え置き型DAC「e28 mk2」フラッグシップ登場

» 2015年12月28日 18時16分 公開

 エミライは12月28日、加exaSound Audio Design(エクササウンド・オーディオデザイン)の据え置き型USB-DAC「e28 mk2」の取り扱いを開始すると発表した。発売は2016年1月下旬。付属DCアダプターの種類と、より高精度な水晶発振器であるフェムトクロックの有無により4つのバージョンを用意しており、専用DCアダプター付きの「ESD-E28M2NC-WP」が58万4000円、そのフェムトクロックモデル「ESD-E28M2FC-WP」が60万7000円、汎用DCアダプター付属の「ESD-E28M2NC-OP」は52万9000円、そのフェムトクロックモデル「ESD-E28M2FC-OP」は55万2000円となっている。

USB-DAC「e28 mk2」

 9月に発売した「e22 mk2」の性能はそのままに、マルチチャンネル出力に対応したフラッグシップモデル。e22 mk2と同様にESS Technologyの「ES9018S」を搭載。最大384kHz/32bitのPCM音源および最大11.2MHz DSD音源のいずれも8chまでのマルチチャンネル再生に対応した。

 また44.1kHz系専用、48kHz系専用、D/A変換専用という3つの水晶発振器を搭載してジッターを低減。フェムトクロックモデルでは、クロックジッターを値0.082ピコ秒を達成したという。

 USB以外の入力端子は、同軸デジタルと光デジタルが各1系統。出力はアナログRCAと、ヘッドフォンをそれぞれ1系統を備えている。

背面

 対応OSは、Windows 10、Windows 8、Windows 7、Windows XP、 MacOS X Mavericks、MacOS X Yosemite。専用のWindows用ASIO2.1対応ドライバーもしくはMacOS X用ドライバーで動作する。

 本体サイズは165(幅)×235(奥行き)×55(高さ)mm。重量は1.1kg。専用DCアダプターのサイズは、110(幅)×200(奥行き)×62(高さ)mm。重量は1.2kg。

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