タカラトミーアーツは4月13日、マーベラスとの共同事業として子供向けアーケードゲーム「ポケモンガオーレ」を発表した。50型の大画面と、業界初となるオンデマンドの“プレート配出”機能を採用したのが大きな特徴。7月から全国のゲームセンターや量販店の玩具売場、ポケモンセンターなどで稼働する。
「ポケモンバトル」→「ゲーム画面内でゲットしたポケモンをリアル配出」という流れは前作を踏襲しているが、ゲーム結果に応じた情報をその場で「ガオーレディスク」と呼ばれる厚みのあるプレートに印刷して配出するという仕組みは業界初となる。タカラトミーアーツ担当者は「業界初とうたっているが、このようなプレートをオンデマンドで配出する仕組みは世界的に見ても類似の例は見当たらない」と語った。ディスクを筐体に挿すと、ポケモンを呼び出すことができる。
子供向けアーケードゲームで類を見ない50型という大画面と、質感のあるプレートを採用した理由については、「前作のポケモントレッタの完成度が高く、どうすれば新作をインパクトのあるものにできるか大変悩みました。その結果が、この大画面とガオーレディスクの採用です」(同社担当者)と説明する。
基本プレイは100円で、ディスクの払い出しと連続バトルに各100円の追加課金が可能。1プレイで最大600円まで課金できる。
第1弾として50種類以上のディスクを用意。担当者は「最終的に何種になるのかは現在調整中。数が多ければいいというものでもないので、ロケテストの結果なども聞きながら検討していきます」と話す。
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