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「auひかり」のセットトップボックスがAndroid TVに進化――4K動画再生やソニー「Video & TV SideView」対応など

» 2016年06月24日 10時00分 公開
[ITmedia]

 KDDIと沖縄セルラーは、「auひかり」「auひかり ちゅら」のテレビサービス向けに提供する新セットトップボックス(STB)「STW2000」を発表した。Android TVを搭載した新STB。6月29日から提供する予定で、レンタル料金は月額500円。

「STW2000」。製造は住友電気工業

 Android TVの採用により、これまでの「auひかり」テレビサービスに加えて「ビデオパス」や「Youtube」をサポート。4K配信動画の視聴も可能だ。付属のリモコンにはマイクを内蔵しており、多様な番組や映像コンテンツの中から見たい映像を音声検索で探すことができる。

 またIPTV用のSTBとして初めてRovi(ロヴィ)の電子番組表「Gガイド HTML」を採用。番組を視聴しながら出演者の情報を画像付きで表示したり、ほかの出演番組や関連情報などが分かる「six degrees(シックス・ディグリー)ディスカバリー」機能も利用できる。

「Gガイド HTML」の電子番組表画面
予測検索に対応

 USB端子に外付けHDD(別売)を接続すれば、「auひかり」テレビサービスの番組を録画することができるほか、ソニーが提供するテレビコンパニオンアプリ「Video & TV SideView」(iOS/Android)をスマートフォンやタブレットにインストールすると、STBで録画した番組をホームネットワーク経由で視聴したり、外出先からリモートで視聴するといったことも可能になる。なお、同アプリへの対応は、2016年秋に予定されているソフトウェアアップデート後に提供予定。アプリのダウンロードは無料だが、初回のみ「プレーヤープラグイン」(600円)を購入する必要がある。

背面端子

 映像出力はHDMIのみ。ほかにHDMI入力、USB端子(USB 3.0)2系統、LAN端子などを備えた。本体サイズは約168(幅)×30(高さ)×160(奥行き)mm。電源はACアダプターとなっている。

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