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大人と子どもを見分ける「ムーブアイ極」搭載、三菱の新しい「霧ヶ峰」

» 2016年08月23日 23時07分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は8月23日、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、温冷感の異なる大人と子どもを見分けて快適性を向上させる新製品「FZシリーズ」および「Zシリーズ」を発表した。10月下旬から順次発売する。価格はFZシリーズが32万8000円から(4.0kW)、Zシリーズは21万8000円(2.2kW)から(いずれも税別)。

「霧ヶ峰」の「FZシリーズ」

 センサーを活用した「ムーブアイ極」が同じ部屋にいる人の手先、足先など細部までの温度変化を測定。それぞれの「暑い」「寒い」という感じ方の違い(=温冷感)を判断する。また、新たに開発した人の身長などに基づく独自アルゴリズムにより、これまでは判別できなかった大人と子ども(身長75〜130cm)を区別し、それぞれの温冷感に合わせて動作。FZシリーズでは、左右が独立して駆動する「パーソナルツインフロー」を搭載し、部屋にいる人の足元に最大で約5°Cの異なる温度空間を作って同時に快適にするという。

「ムーブアイ極」の動作イメージ

 このほか、コンプレッサーを駆動するインバーターに新開発のパワー半導体モジュール「フルSiC DIPIPM」を初搭載。電力の損失を低減して省エネ性を向上させたという。

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